その人なりの ギブの仕方 | 心地よい風   pleasant breeze

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そんな人になりたくて・・・・

 

このブログは、私のこれまでの経験、感じたことを子供達に残したいと思い書き始めました。

生きているうちは、面と向かって言えない事あるよね。

私が、天帰した後に読んで貰えたら本望です。

ドキドキ

 

私の娘の嫁ぎ先のご両親は、嫁に行くなら最高のお家。

 

 

豊かで優しくて、子供好きで、健康で、そして何より娘の事を「宝物を貰った」と喜んでくれた。

 

私の娘は宝石だったのかポーン

私には、娘の宝物の原石を見つける眼力は無かったみたい・・・・

 

 

 今でも、親の前では、言いたいこと言ってくるし、甘えるし、ガサツな振る舞いするから、

向こうの親御さんにバレなければいいなぁと・・・ヒヤヒヤする。こんなはずじゃなかった!!と送り返されたら困るのだ。

 

 

娘は、私と違って嫌なものは,嫌と言うタイプ。

おバカなくせに、頑固ちゃんで、思春期は、凄い反抗期で宇宙人と暮らしてるみたいだった。

会話が成り立たないの。

 

 

 

私はというと、親との関係が上手くいかなくて、甘えられないで育ったから

言いたい事言う娘に、ある意味、羨望すら感じてる。

誕生日プレゼントや、クリスマスもなかった。母に甘えても、仕事が忙しくて私は後回しだったな。

 

 

そんな育ちの私だから、子供にも条件付きのプレゼントになっていた。

本なら買ってあげるよ、

 

ブランドバッグなんて、まだ早い!!成人式まで待ちなさい。

 

 

なんだか、遊びの幅のない、つまらないプレゼントだと我ながら思う。

 

 

その点、娘の嫁ぎ先の御両親は、プレゼントがスマートで嫌みがない。

豊かさと知性があって品が良い。

 

 

「はぁ~。また、お金がでていく~。」とため息つく私。

育ちの違いはしょうがないのだ。

 

 

 

でも、この年になって、私の母も母なりの事は、精いっぱいしてくれたんだと気が付いた。

少しでも、自分達が味わってきた貧しさを兄と私にさせまいとして父の尻を叩きながら商売をひろげてきたんだ。

 

そこには、ファンタジーの贈り物は無かったけれど、私は小さいけれど両親の残してくれた家を相続した。

 

 

クリスマスケーキもなかったけど、

私が二人の子供には、とても出来ないであろう財産を残してくれた。

 

 

年をとって感謝と尊敬を両親には持てたのである。

 

 

ギブの甘えは「もっと、もっとー。頂戴よー。」

でも、その人はその人なりの器で与えてるのだ。

 

 

ケチなのではなく、喜ばれる与え方が解らないのだと思う。

 

 

娘と息子へ・・・・・

やってもらう事に不十分だと思ってはいけません。

その人は、その人の価値観、住んでる世界の表現をプレゼントとしてくれたのだから。

 

 

娘へ・・・・

貴方が高校生の時に誕生日のプレゼントとして3万円をあげた時

「たったこれだけ?」っていったの覚えてますか?

「もうあげないムキーッ」ってショックで怒る事も出来なかった。

そんな子に育てた自分が情けなかったのよ。

 

 

その後、貴方は社会で揉まれて、やっと大人の知性を身に付けていった。

でも、まだまだ、これからだよ。

もっと、いろんな体験をして、考えて、優しい人になっていってね。

 

 

そして、ギブには、全てありがとう。ドキドキなんですよ。