7月4日 原英史氏が毎日新聞に勝訴 | 本を読んでも賢くなりません。

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ごく普通の読書ブログのつもりではじめたら、ごった煮のようになってしまいました。

これはもっと前に記事にしたかったものでした。

一般的に知られていないと思う訴訟です。

 

 

安倍元総理がお亡くなりになるほんの数日前、ツイッターで原英史氏の勝訴の報告を、引用リツイートしてコメントしていたのが印象的でした。

まさかあの時は、あんな事件が起きるとは思いもよりませんでした。

 

 

 

https://twitter.com/AbeShinzo/status/1543871160374677504

 

 

 

原英史氏が何者で安倍元総理がなぜ、というのは2019年に話は遡ります。

2017年から始まる当時、朝日新聞や毎日新聞などが加計学園問題で安倍元総理を追及していたその一環として、毎日新聞は政府の国家戦略特区ワーキンググループの座長代理の原英史氏に関する疑惑を報じました。

 

 

 

 

実際の紙面が重要なので(画像お借りしました)

 

 

2019年6月11日から連続5日、毎日新聞はワーキンググループ(WG)座長代理の原氏が、特区提案者から200万円を受け取り、会食接待も行われたかのような報道を繰り返しました。

 

 

その後この記事を受け、立憲民主党の篠原孝衆議院議員が自らのブログで原氏を誹謗中傷。

また同じく立憲民主党の森ゆうこ参議院議員(今回の選挙で落選されたので、明後日?から元、になります)が国会でこの件を追及したのですが、その際原氏の自宅住所を公開してしまいました。

 

 

 

 

 

本当のところは、「獣医学部の新設禁止」の岩盤規制に石破茂氏が「石破4条件」をつけて岩盤をさらに強固にしたのが実態といえます。

 

 

(参考)朝日・毎日と反対の立場をとる産経新聞

 

 

 

毎日新聞報道に話を戻すと、ここから派生した騒動に対し、原英史は3つの名誉毀損訴訟を起こしています。

 

 

 

 

7月4日に原氏が勝訴したのは、毎日新聞を相手取った訴訟の二審です。

 

 

一審で請求が棄却されたのは、(まあこれが呆れるんですよ!)、2019年6月11日の朝刊見出し「特区提案者から指導料」「WG委員支援会社 200万円、会食も」は原氏のことではないという毎日新聞の言い分が通ったようです。

 

 

 

 

つまり、一面トップに原氏の写真を用いて、見出しでは200万円の指導料を原氏が受け取り、会食接待を受けたように印象操作する一方で、記事の中身をよく読めば原氏のこととは書いていない、のだそうで。

 

 

昔、昔・・・見世物小屋で「六尺の大イタチ」だと呼び込んで、中に入ると長い(六尺の)板の真ん中に血がついてた・・・そんな感じ?(笑)

詐欺スレスレといいますか。

ただし、毎日新聞の読者が詐欺まがいと知りつつ購読しているかは、感知するところではありません。

 

 

森友・加計学園報道では朝日新聞も似たような手法を使っています。

 

 

毎日新聞相手の一審は棄却、二審勝訴。

 

 

 

 

 

篠原孝議員は、毎日新聞の見出しをそのまま信じてブログで原氏を誹謗中傷し、裁判で敗訴したという、被害者の側面もあります。

森ゆうこ氏は、原氏の自宅住所を公開した件について、議員特権で国会内の行動にはお咎めがありません。

ただし森氏のブログの方では責任が問われるので、こちらが訴訟対象になっています。

 

 

原氏は、勝訴して賠償金がとれても持ち出しが上回るそうです。

しかし、これを亡くなった安倍元総理の宿題と位置づけ、最高裁に上告しました。

同時に毎日新聞側からも上告受理申立がなされたようです。

 

 

 

 

 

 

▼ご参考までに。原英史氏勝訴の後、虎ノ門ニュースご出演。公開から約2週間まで見られます。

 

 

 

上の動画の方が、事情説明が詳しいですが、念のため同様の動画(こちらは2週間で非公開にはならないはずなので)も貼っておきます。

 

 

 

 

 

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