新型コロナ 拡散される誤情報 | 本を読んでも賢くなりません。

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ごく普通の読書ブログのつもりではじめたら、ごった煮のようになってしまいました。

前回記事に貼った、糸井重里氏のツイートが炎上したようですね。


 

スカシカオさんの、他者への批判より今は自分達に出来ることをそれぞれが考えてやって行こう、という主旨のつぶやきも炎上し、その後削除されたそうですが・・・なぜ炎上したのか理解できません。
ごく当たり前の内容に思えます。
 

 

 

 

ネットもやはりコロナの影響で、普段よりギスギスしたムードです。

一方、無視できないのが、一部でデマが拡散されているようです。

 

 

10日前あたりから、「日赤医療センター」に勤務する医師から、友人から、〇〇から頼まれた・・・と称する、医療現場はすでに崩壊寸前というチェーンメールが主にラインを通じて拡散されています。

皆様も一度はご覧になったと思います。

 

 

医師本人が直接発信するのでなく、友人を通じて拡散を希望している手法が、まず怪しいのですけれど・・・

かなりネット慣れしている方も拡散されていましたし、見分けにくいのは確かです。

 

 


 

大元はフェイスブックなのかな・・・ある実在する女性医師の名をあげて、その方の学校の先輩という人がフェイスブックで拡散したり、ブログ、ツイッターなどあらゆる場所で拡散され続けています。

当初から、発信者が医師本人でないことや病院名が違うなど、拡散を止める声も出ていたのですけれど、とうとう日赤医療センターから拡散内容について、「当センター医師を騙った」ものである旨、知らせが出ました。

 

 

 


 

朝日新聞大分総局さんの仰るように、不安を煽って誰かが病院崩壊を起こそうとしていたと見るのが妥当なようです。

 

 


 

拡散の拡大が、善意に基づいてなされたのは確かですし、原発がらみなどの拡散にありがちな、悪意の内容ではないので指摘するのもちょっと心苦しいのですが、今後のために注意喚起させていただきます。

 

 

 


 

医師のアカウントで、既に医療崩壊しているとの発信もありますが、私もそれは疑わしいと思います。

医療崩壊しないために、国民全員が協力し合っているのですし・・・欧米とは感染者、死者ともに桁が違います。

いまが医療崩壊なら、今後乗り切れません。

 


一方、同じくラインで拡散されているらしい、新型コロナに関する情報で、息を止めて10秒我慢できれば感染していない、などもデマです。


 

 

 

 



上のCNNの記事で、専門家(米ベイラー医科大学ロバート・レグリー・アトマー博士)は以下の7つの項目を否定しています。


1.水を飲むと予防できるのか
2.塩水でうがいすれば予防できるのか
3.10秒息を止められれば大丈夫なのか
4.鼻水が出ればただの風邪なのか
5.新型ウイルスに感染したら肺炎になるのか
6.新型ウイルスの感染者はおぼれる感覚を訴えるのか
7.入院する時には手遅れなのか

 


 

あと、医療崩壊を機に、70歳以上か未満かで命の選別が行われるというのも、デマの類です。


 

現代ビジネス(下の記事は、ヤフーニュースにも載りました)では、イタリアでは70歳以上の重症患者に安楽死が行われているかのように書き、だから日本もいずれそうするかのように不安を煽っています。

 

 

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200405-00071568-gendaibiz-int

 

 


カトリックのお膝元のイタリアでは、患者が延命治療を希望しなかった場合の尊厳死(安楽死ではない)では、医師は殺人罪などに問われないとの法律が認められたのが2年ほど前です。

下の記事には、医師の安楽死の幇助は認められないとあります。

 

 

イタリア最悪の医療危機、現場に「患者選別」の重圧
https://jp.reuters.com/article/us-health-coronavirus-italy-ethics-idJPKBN21507X

 

 

 

 



真面目にお籠り中です。
この3日で行ったのは

ゴミ捨て場とコンビニだけ

これ以上やると・・・足が退化します(笑)

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