【メンタルヘルス】ストレスチェック | Someday for Someone

Someday for Someone

暗い夜道を歩くあなたの
ほんのりとした月灯りになりたい
〜Counseling & Aroma Salon de 月草実〜



会社勤めの人は、年1回、職場でストレスチェックを受検することになっています。

 

正確には、常時50人以上の労働者を使用する事業主は、労働者に心理的負荷を把握するための検査(ストレスチェック)を1年に1回実施する義務があります。

 

労働者が受ける義務ではなくて、事業主が実施する義務なのですが、ぜひストレスチェックを受けていただきたいです。

 

会社で実施している検査なので、うっかり正直に回答して“メンタルヘルス要注意”みたいな結果になると、会社から何か言われるのではないか、と心配して、“受検しない”あるいは“何事もないように回答する”ということになってないでしょうか。

 

法律上、ストレスチェックを実施できるのは、医師、保健師、一定の研修を受けた看護師・精神保健福祉士です(誰が実施してもよいわけではありません)。

 

そして、ストレスチェックの結果は、本人の同意がないまま会社へ通知することは禁止されています(違反すると、刑法、保健師助産師看護師法、精神保健福祉士法で罰則あり、事務担当者も労働安全衛生法で罰則あり)。

 

ですので、ストレスチェックをきちんと受けて、現在の自分の状態に〝気づく〟そして〝早めにストレス解消の対処をする〟ことに役立てていただきたいと思います(どうしても会社を信用できない場合は仕方ありません…。私は何も補償できないので…。)。

 

ストレスチェックは次の3つの視点でチェックを行います。

❶ストレス要因:職場における心理的な負担の原因 (例)仕事量、やりがい、人間関係等

❷ストレス反応:心理的な負担のによる身体の自覚症状 (例)元気がある、イライラする等

❸周囲のサポート:職場における他の労働者による支援 (例)上司や同僚への相談等

 

ストレスチェックの結果が分かったら、対応の方法も見えてきます。

 

今のままで大丈夫なのか、誰に何を相談してすればよいのか、相談できる相手はいるのか。

 

相談できる相手もいなくて、今のままで大丈夫じゃなかったらどうするのか。

 

自分を大事にするためのストレスチェックです。

 

💫明日も元気で過ごせますように💫