YouTubeを見ていたら岡村有希子の雨のサンジェルマンという動画があった。
岡田有希子の誤植かよと思ったのだが、雨のサンジェルマンという曲は岡田有希子にはない。
カバーかと思って見たら全くの別人であった。

調べてみると何と岡村有希子は岡田有希子と同期。
岡村有希子の方が数ヶ月デビューが早い。
岡田有希子は歌手デビューする前からタレント活動をしており、偶然一字違いの芸名になってしまったようだ。
サンミュージックがポスト松田聖子として大々的に売り出した岡田有希子と一字違いの芸名とは何と不運な事であろう。

実際にキャペーンの際に岡田有希子と間違えたファンが怒って帰ってしまった事もあったという。

デビュー曲は「悲しみのレイントリー」。
これが良い曲なのである。
しかし残念ながらヒットしなかった。
まずジャケットの写真がカメラマンに悪意があるとしか思えないほど可愛く写っていない。
YouTubeの動画を見ると、もっと可愛いいはずである。

3枚目のシングル「雨上がりのサンジェルマン」は何と作詞が秋元康。
素晴らしい曲である。
当時のアイドル歌謡のレベルの高さを伺い知る事が出来る。
こんな隠れた名曲が埋もれているのだからアイドル歌謡といっても侮れない。

岡村有希子は90年に芸能界を引退したものの、地元下関で活動中との事。
現在52歳。
当時よりも綺麗になっている。

岡田有希子の33回忌も過ぎてしまった。
もし岡田有希子が生きてたら岡村有希子のような素敵な女性になっていただろうか。

雨上がりのサンジェルマン動画
雨上がりのサンジェルマン シングル
悲しみのレイントリー シングル