11月10・11日に日本科学未来館周辺で、科学技術のイベント「サイエンスアゴラ」が開催されました。

放射能親子ワークショップでお世話になっているNPO法人市民科学研究室も、独自に開発した生活習慣病予防ゲームの体験コーナーを出展していました。

私はもともと、その手伝いをしに行くことになっていたのですが、
200以上の出展があり、子どもが楽しめるワークショップがいろいろあるというので、家族を誘って出かけました。

LEDを使ったミニライト作りや、雲仙普賢岳の石を使ったジオパーク作りといった工作に、自転車をこいで水をろ過する浄水器の実演やら、遺伝子組み換え技術や放射線を使った技術(賛否両論のある世界ですが)の紹介まで、本当にたくさんのブースがありました。

その中で娘が選んだワークショップが、
「恐竜時代の粘土で恐竜の絵を描こう」
という、地滑りの調査をしている会社のブースでした。

見ると、アースカラーのかたまりを一円玉で削って、粉にして指でクルクル…。
これ、なんか見覚えがある…。

!!

これは、パステル和(NAGOMI)アートじゃないの?
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なんと、地層調査で採取した古代の地層の粘土を再利用できないかと考えた末に、このような画材にすることを思いついたとのこと。

さらに、この会社のスタッフの方が「パステル和(NAGOMI)アート」のインストラクターなのだとか。

またまたビックリビックリマーク

粘土から作ったパステル、その名も「DOPASU」。
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この写真は、原材料の粘土を乾かしたもの。
日本各地で地域によって地質が違うので、色も違うのだとか。

地表深くに眠る古代の地層の粘土は、何ともいえない味わい深い色味。
まさに「アースカラー」です。

ものすごく私好み…ラブラブ

思わず「譲ってください!」と言ったのですが、
調査で採取したものを利用して手作りしているので、販売はできないと丁寧にお断りされてしまいました。
各地の自然教室などで主張ワークショップをする時に持参しているのだそうです。

壮大でロマンあふれるエコなパステル「DOPASU」。
なかなか、素敵な出会いでしたキラキラ