2010年4月に出たほやほやの本です。
■本紹介----------------------
ひと月の閲覧数45億ページ、
ひと月の訪問者数が6970万人
今や日本最大級のニュースサイトと言っても
過言ではないヤフー・ニュース。
なかでも13文字×8本のニュース見出しを中心とした「トピックス」は、
絶大な影響力を誇る。
ニュースサイトは数あれど、なぜ「ヤフー・トピックス」は
圧倒的なひとり勝ちができたのか?
なぜ新聞やテレビを凌駕する媒体力を得ることができたのか?
ついクリックしてしまう13文字の作成ノウハウ、
そしてジャーナリズムとビジネスを両立させることの苦悩を、
当事者自らエピソード満載で書き下ろす。
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<メモ>
■辻ちゃんが作ったタモリ弁当を載せた時
『お弁当作っただけでヤフートップですよw』
といった内容のブログが出た。
↓
品質が劣化したニュースとそれを取り上げたトピックスの一例。
問題は、公共性のあるなしだけではない。
(新興の報道関連が配信してくる記事を
トピックスに取り上げて初めて疑義がついた。)
つじちゃんの記事2008年4月25日
■ニュースのコストと取材力について
ニュースに携わる者としての責任を感じながら
取材を重ねて記事を書き、
書き手としての問題意識を世に送り出すことは、時代遅れ。
↓
一日に何本もの記事を効率的に書くことの方が
評価される時代になったのでは。
■それでも記事は人間が作る
ロボットは、キーワード抽出は出来るが、
人間の感情に訴えかけてくるような
記事を取り上げることは上手ではない。
人間の内側にある数値化できない価値は、
思考や感情、直感を持たない機械にどうしても教え込むことができない。
「世の中に影響を与えそうだ」
「かわいそうで泣けてくる」
「誰もが持っている経験をうまく表現している」
「この記事はどこか嘘臭い」
といった人間が心の内側で感じる価値を機械は感じとることができない。
感受性に加え文脈を理解したり文意を読み取ったり、
行間を読む行為、眼光紙背に徹することもできない。
・内在的な価値判断
・人間しか持ち得ない価値基準
(↑〝価値観〟ってこれか)
・言語化できないロジックに落としこめない
・このニュースには価値がある
サイトメモ
・虚構新聞
で、ペイドパブリシティーについての感想・見解は、
心に刻みました。