暫く書いていないという事は、ギャンブルをしていないのか?と問われれば、その答えは全く逆である。
まず、わたくしは、前日の競艇の負けを前にして、静かに思った。
「他にも手を出してみようかしらん…」
そこで、コンビニでパチンコ雑誌(DVD付)を購入し、早速それを見る事にしたのである。
しかし、その動画の中で、わたくしの淡い期待は見事に裏切られていた。
プロ、もしくはそれを専門に行っている人が、やれ一万負けた、いくら負けたと言ってへらへら笑っているのである。
五万いくらしか賭け金の無い私には無縁なり、くわばらくわばら、と言ってみるのをやめて、他の雑務を行っていたのだが、しかし予想に反して頭の中でさっき見た映像がチラつくのである。
想像を無くすには、実際にそれを行ってみる。
というのは、悪いことしか起きないのが、わたくしの人生で得た教訓の一つではあるが、しかし私はなけなしのお足を握りしめて、結局パチンコ屋の前に立っていた。
今は一円パチンコというのがあって、一円で一玉、賭け金少なく遊べる、というので、私はそれで台の前に座った。
まずは、自分も知っている海物語。何も起きずに六百円。
エヴァンゲリオン。八百円。
北斗無双。八百円。
これはダメだと帰りかけた時、DVDで観ていた台が空いていたのが目に入り、思わず座ってしまう。
シンファニア。
しかし、みなこれで負けていたではないか、と思いつつ、うち始めて八百円目。
良く分からないギュンギュン、キラキラ、ピロピロいったかと思うと、大当たりしていた。
そして、機械の言われるままに、どこに打て、どこを狙え、そのまま気が付くと一万円を手にしていたのである。