そもそもなぜ、あの3人とつるむようになったのか?
推測ですが、メンバーがほかにいなかったから。
だから、遊び相手に加えてもらえた。
当時、学童に行っているお友達が多かったので、同じクラスの学童に行っていないお友達同士で遊ぶことになり、たまたま同じ幼稚園出身で家もわかっていたこともあり、誘ってもらえたん
ではないかな。
そして、あんなに一緒にいた毎日は小4の始まりとともに、ぴたりと終わりを告げます。
小4のクラス替えで(毎年ある)、B君とは同じクラスになりましたが、A君C君とは違うクラスに。
そして、小4から学童をやめて家でお留守番する子がグンと増えました。
みんな新しい遊び相手を見つけたようで、長男が誘われることはなくなり、参観日に行っても、
同じクラスのB君と休み時間に一緒にいることはなくなり、B君は他の友達と休み時間を過ごしていました。
そして、クラスに1人のこされるうちの長男
歴代の担任の先生も、席替えのときに大人しめな子を隣にしたり、班を工夫したりクラスになじめるように試行錯誤してくれたんですが、結局長男が誰かと仲良くなることはなくなりました
それ以来1度も。
そんな長男の様子をみて、旦那は
「毎日、誰でもいいからクラスのやつ1人にしゃべりかけろ」
とか、無理矢理ノルマを課してましたね。
私にも、それを確認しろと。
でも、私は反対しました。
だって、もし私に、「PTAの集まりで、誰かに話しかけて友達作ってこい」
と言われたって、無理やし
自分の出来ないことを強制する親って最低じゃないですか?
とりあえず、旦那を安心させるために、私は
「いつか自分で変わりたいと思ったら、変われるよ」
と、余裕を持って見守りましょうスタンスの振りをするのだが、内心は心配でたまらない。
そして迎えた小6の参観日。
今年も安定で教室にぼっちで残される長男に心痛めながら、ふと隣のクラスをみると、長男と同じようなぼっち君発見
「あの子とやったら、気合うかも」
と淡い期待を抱きながら、思い出したことがあったんです。
小4になった次男は、毎日いろいろな友達と遊んでいました。
そのなかでも、1番仲いいお友達O君のお兄さんが、まさに長男そっくりなコミュ障ぼっち君だと。
確認してみると、隣のクラスのぼっち君はやはり、お友達のお兄さんで間違いない。
実は、長男も、この次男のおともだちO君と一緒に、家でゲームすることが何度もあり、次男の友達ながら、O君とは家族で過ごす時と同じような感じで接することができたんですよね。
それで、私は次男とO君に、長男とO君兄を仲良くさせるために、お互いの家に行くときは、長男とお兄さんを誘ってみてと頼むんですが、お互いぼっちをこじらせているためにうまくいかず。
結局何もないまま卒業を迎えます。
つづく