EVEです。

前回のブログ の続きになります。

ルノー福島の若き天才メカニックに
ドーフィンGを見せびらかした後は、



いよいよ三浦邸にて
フランスから帰国中のAさんと
ドーフィンGの再生計画の打合せです。

というわけで、
三浦邸に到着。



コーヒーをご馳走になった後、
辺りを見渡せば
そこはもう大きな大人のおもちゃ箱! (≧∀≦)

ガレージに行くと、
そこにはスピダーとルノー8Sが鎮座しておりました。



それらに挟まれるようにいるはずのアルピーヌA310は、
今は福島の神メカニックのところにいるとのこと。

そうこうしているうちに
ついにAさん登場!

まずはカタログを見て
足回りパーツのチェックです。



Aさん曰く、
ドーフィンGはその年式や生産地域で
パーツが違うというのが現状とのこと。

しかも、
60年という長き年月の中で、
整備段階でおそらく純正から社外品に変えられていたり、
適当に合うヤツを付けられていたり、
そのためにボディ側が加工されていたりと・・・

特にこれはイギリス仕様なので、
イギリス人は純正に拘らずにどんどんモデファイするから
これももしかしたら・・・

むむう、
そういややたらリアの車高が低いような・・・(汗)

とにかく実車を診てみようとAさん、
色々な個所をチェックしておりましたよ。



どちらかというとオリジナル推奨派のAさん、
電磁式の燃ポンやフルトラを見て
ああ、やっちゃってるね・・・ (^^;

でもおよそ欧州では
オリジナルに拘る人は少なく、
そもそもメーカーや整備工場さえもが
パーツが合えばいいや!という考え方で
適当にその辺に転がっている合うパーツを取り付けるという、
なんとものどかな環境なのであります。 (^^;

その辺はAさんも肌に染みるほど分かっていて、
フランスをはじめとした欧州の旧車事情では、
きちんとオリジナルを守って整備記録も残している旧車なんて
もはや博物館展示級モノだそうです。

もちろん私のドーフィンGについても
本当にゴルディーニなの?と疑う始末。 (^^;

しかし、
製造プレートを確認し、
れっきとしたゴルディーニであることが無事立証されましたw



でも足回りは弄っていることが明らかということで、
まずは乗ってみようとAさん。

というわけで、
Aさんを載せてプチドライブ敢行。



その長年のプロの感覚でチェックしてみたところ、
足回りは完全に死んでるとのことで
ショックとブッシュは要交換、
コイルは元の長さに戻した方が良いとのこと。

更にはミッションマウントが逝ってることも指摘。

エンジンについては、
調子が良くてこちらは申し分なし。

ということで、
再生の道が見えてきましたね。

あとは
このドーフィンGに合うパーツがあるかどうかです。

そこはAさんに探して頂きましょう。 (^^;

というわけで、
わざわざ打ち合わせに来て頂いたAさんにお礼を申し上げ、
めでたく解散。

しかしここでまだ終わりではありません。

たった今Aさんから頂いた情報を神メカニックに伝えに、
三浦さんにお付き合いいただき
福島の神メカニック整備工場へ向かいます。



いよいよ本日の最終ミッション、
今度は具体的作業と
工期について神メカニックと打合せであります。 (^^)v

・・・と、
またまた今回も長くなってしまったので、
その模様は次回の後編へ続きますので
もう少しお付き合いくださいね。 (^^;


・・・・・・・・つづく