EVEです。
チビがおふくろの法事で帰省中なので、
ここは久しぶりに3人でホームグランドの「麵屋いばらき」へ。
それにしても6月とは思えない猛暑!
こんな日はもちろん冷たいおろし中華ですわ!!
私はもちろん、
カミさんとチビも冷たいおろし中華一択。
カミさんとチビは普通盛り。
おや?
器の形状が変わりましたね♪
なんか華が開くように
どんぶりの端が広がっていくような。
前回は普通の形状のどんぶりだったのに。
なるほど、
新しい方がビジュアル的にも美味しく見えますし、
何といっても間口が広くて食べやすそうです。 (^^)v
もちろん私は大盛りで! (^^)v
カミさんが
おろしに七味をかけると美味しさ倍増というので、
私もまねっこ。 (^^;
このおろしをスープに溶かしてひとくち・・・
おお!
おろしの程よい辛さが
コクと甘みが強いスープに溶け込んで
見事な調和を醸し出しています。
冷たく美味しい見事なスープ!
そして何といっても
この麺が最高に美味しいのです。
ツルツルシコシコ喉越しも良く、
小麦臭も無くてこの冷たいスープにピッタリ!
明らかに進化してますねぇ
鶏肉も
程よい噛み応えのあるもの。
食感のアクセントとなり、
良い味を出しております。
いやあ、
これは美味しいや!
気が付けば
大盛りなのにあっという間にぺろりんちょ!
もちろん、
カミさんとチビもあっという間にぺろりんちょ!
あの味にうるさい二人も大絶賛ですわ。
これはもう完全に
あの伝説の親父さんのおろし中華を超えたのでは?
親父さんの店「らーめん酒場いばらき」は
河北町谷地の飲み屋街の一角にありまして、
〆で食べるおろし中華がとても美味しく、
もはや伝説化されていたのでした。
私も何度かお邪魔しては、
メニューを選ぶ暇もなく親父さん主導で
自慢のおろし中華を頂いたものでした。 (^^;
これが当時のその親父さんの
元祖おろし納豆中華です。
その後にキッチンカーで修業していた息子さん(今の店主)が
天童に店を構えても・・・
※(懐かしい!当時の愛車はプジョー505!)
※(オープン日には山形麺活部のお祝いの花も!)
すぐにはおろし中華はメニュー化されず、
2年後だったかな?
ようやく親父直伝の伝説の味として
限定メニューとして復活したのでした。
しかしながら、
その後もすぐにはレギュラー化にはならず、
しばらくしてからようやくレギュラーメニューに加わったのでした。
そこには何度も試行錯誤しながら
親父さんの味を引き継ごうとした
息子さん(店主)の人知れぬ苦労があったことは
容易に想像できます。
まあでも、
当時のおろし中華は
もちろん美味しかったのですが、
親父さんを超えるかと言われると
う~ん・・・でしたね。
先代を超えるということは、
ものすごく難しいことであります。
それでなくとも、
その美味しさは思い込みで美化されていますから。 (^^;
それが今回のおろし中華は、
その伝説の親父さんのおろし中華を
完全に凌駕していると思われます。
そこには
親父さんを超えたいという想いを胸に
常に日々の修業と努力を怠らない姿勢が
ついに実を結んだということでしょうか。
先代からの伝説の味を引きつぐことができるのは
ほんの一握りの職人しかいません。
同じような味を再現できたとしても、
そこには伝説と化した先代の味を美化した視点から評価されるので。
残念ながら味が落ちたと言われてしまいます。
先代の味を模倣するのではなく、
それを超えることで、
初めて伝説を継承するということになるのでしょうね。
正統伝承者ここに極まれり、
おめでとうございます。
おっと、
最後はなんか「プロジェクトX」みたいになってしまった・・・ (^^;
というわけで、
暑い日は本当に最高のおろし中華でございました、
美味しかったです、
ご馳走様でした!