少し前の話になりますが…
2学期の期末テストが終わって数日後。
担任の先生からお電話がかかってきました。
いつもお世話になっております…ッ
「オーディションに受かったと聞きました。お母様も応援されていると」
「どこのお母さんですか?!」
確かに、どこぞやの事務所のオーディションに受かったとは聞きました。
送られてきた書類も見ました。
芸能関係には疎いので(興味がない)、事務所の名前をネットで調べてみたんですが…
いわゆる
誰でも受かるやつ。
わかりやすいのが塾の入塾テストですね。
入塾するために受けるやつ。
それで落とされて入塾できないということは滅多にありません。
「私も調べてみたんですが、まあ、そうですね」
事務所自体は大手かもしれませんが、ムスメに届いた送付元はその事務所の子会社というか末端。
デビューに向けてレッスンしましょう。
しかもオンラインで。
スマホでもOKです。
なんか、…習い事的な?
それで月々2万円。
入会金に諸経費…
10万以上の入金をもって契約。
締め切りは1週間後。
お母さん、怪しさしか感じない…
「夫もわたしも契約するつもりはありません」
そんなことよりも、中学校のことで気になることを聞いてみました。
「肩をたたかれるって本当ですか…」
私立6年制に通うムスメ。
低成績とはいえ、このまま登校すれば受験なく高校へ進学できます。
そのための中学受験だったともいえます。
しかし。
成績の思わしくない生徒は3年制への転学を促されるという噂が…
(ムスメの学校は中学からの6年制と高校からの3年制があります)
6年制で今までやってきたのに、引導渡されたらどうしようー
「こちらからお話することはないですね」
過去にご本人の事情で転学した生徒はいますが、学校側から転学を打診することはないとのこと。
そうなのかー
とりあえず安心したところで、
今後もよろしくお願いします…と平身低頭して電話を切りました。
さて、と。
オーディションの話をムスメにせねばなりません。ね。
続きます。