【新年度】自治会の意義。 | 人間万事塞翁が馬~なんくるないさ~

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昭和母と平成生まれ令和女子の攻防日記。
娘のことは大好きですが反抗期に四苦八苦しています。
更年期 VS 思春期!

中高一貫私立中3を深海魚で悠々と泳ぐ娘のり子とせっせと働くアラフォーサクラと癒やしの豆柴りりたん(2)の日々のこと。

引っ越ししてきた人が、自治会には入らないと班長に言ったそうで、

困った班長さんから自治会長のわたしに連絡が来ました。

 

 

仕方ないので、おうちを訪ねることにしました。

 

 

自治区内で家を建てられる場合はたいてい事前に自治会長が呼ばれます。

土地の境目を指さしたところを、写真にとられます。

なんの権限もありませんが。

 

そういうわけで、おうちの場所は知っていました。

 

おうちは立派な新築でした。

 

さあて、ここまで来たもののどうしようかな、と思っていると(不審者)ちょうど奥さんが現れました。

 

軽くご挨拶をして本題。

 

 

ネザーランド・ドワーフ自治会に入らないと伺ったのですが…

 

お母さん「できますか?」

 

ネザーランド・ドワーフ強制ではないのでできますが、入らない理由はなにか…?

 

お母さん「回覧板とかめんどくさいし、仕事してるので家にもいませんし」

 

なるほど。

 

ネザーランド・ドワーフ回覧板、たいしたこと書いてませんもんねえ。

(;^ω^)

 

マジで回覧板は無駄だと思ってた。

 

大事な内容なんて10回に1回以下。

 

でもね。

 

高齢者の単身世帯が増えている中、回覧板も考えようによっては大事な生存確認ツールなのですよ。

 

回したものの、何週間たっても戻ってこなかったらそこで確認しますから。

 

なので、

 

ネザーランド・ドワーフできれば入っていただきたいんですよね…

 

 

なにか有事の際など避難となって確認するときはやはり自治会名簿が基本になる。

 

配給など物資をわけるときも班ごとに登録戸数でわけることになるだろう。

 

自治会名簿がある以上、自治会長が把握するのは自治会に入っている世帯。

 

避難所に行って並ぶ方法もあるだろうけれど、地域的に倒壊の恐れがなければこのあたりは自宅避難となる。

 

ご近所づきあいも日ごろからしておくに越したことはない。

 

で、ご近所づきあいをする場合、自治会に入っているか入っていないかはその人によるけれどやはり「え、なんで入ってないの?」というふうにはなるんじゃないかな。

 

 

だって、ゴミ出しひとつにしても地域で誰かは管理しているわけなんですよ。

 

ゴミを回収するのは市なので、

基本的には誰が出してもOK

(市民税払ってるので)

 

でもカラスが荒らしたら誰が片付けるの?

 

荒らされないように対策するのは?

 

これは市ではなく自治会なんですね。

 

ゴミ出し場のネット代も、フェンス代も、補修費用も、自治会。

 

街頭もたくさんあって明るくしていますが、電気代は自治会からです。

 

LEDに替えたら高かったw

 

あちこちに設置してある消火器代も自治会です。

 

掲示板の運営も、公園の掃除も全部自治会からのお金。

 

 

そして。

 

ゴミの管理もみんなで持ち回り。

 

公園や道路の掃除も1年に1回みんなでします。

 

助け合いですよね。

 

皆で使うものをみんなで担う。

 

 

さらに、高齢者が増えているわけですよ、どの地域でも。

 

自治体の高齢化、時々問題になってますよね。

 

だから若い人たちができることをした方がいいと思うんですよね。

 

 

ゴミも出すし、公園も使うし、街頭の恩恵も受けるわけだから、自治会費は払って当然では?

 

 

ということの十分の一くらいをオブラートに包んでお伝えし、

 

 

 

ネザーランド・ドワーフ回覧板は必要なければ飛ばさせていただきますので…

 

 

と提案。

 

 

お母さん「まあ、それなら…」

 

 

と、ご理解いただけて一件落着。

 

 

 

自治会長、がんばった!キラキラ