【中学受験】去年の今頃… | 人間万事塞翁が馬~なんくるないさ~

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昭和母と平成生まれ令和女子の攻防日記。
娘のことは大好きですが反抗期に四苦八苦しています。
更年期 VS 思春期!

中高一貫私立中3を深海魚で悠々と泳ぐ娘のり子とせっせと働くアラフォーサクラと癒やしの豆柴りりたん(2)の日々のこと。

Webだろうが、郵送だろうが、発表を待つ時間がしんどい。

 

入試は合格確実と思われていても、ふたを開けるまでわからないもの。

 

ましてや合否率半々だったうちの娘。

 

手にした封書が合格通知だと知ったときの驚きと喜びは一生忘れないと思います。

 

行きたくて行きたくて。

 

2年間頑張った努力の結果、ご縁をいただいた学校。

 

それを思えば、

 

 

 

 

深海魚だろうが腐っても鯛!!!ニヤニヤ

 

下差しおまけにその鯛は楽しそうに泳いでいる(笑)

 

 

 

 

 

行きたいところに行けたのだから、憧れの制服を身にまとい、どや顔で通った1年でした。

 

不登校になるのかと心配した日もたくさんありましたが、なんとか2学期を終え、3学期!

 

このまま楽しんでくれればいいなと思います。

 

新学期早々にあった宿題テストの結果も楽しみです。

 

冬休みの課題はなんとか全部出せたようですが、再提出も半分くらいはありそうです。

 

特に数学。はてさてどうしたものか。

 

 

 

中学受験!

 

1つ下の仲良しのお友達もめでたく同じ中学校に合格!!

 

すでに先輩面しそうですがw
 
そのママ友とは10年くらいのママ友歴があり、親友と言っても過言ではない。
 
パーティしたり旅行へ行ったり、家族ぐるみのお付き合いをさせていただいてます。
 
 
でも。
 
 
 
3年前。
 
のり子の2歳上の子の受験のとき、その子はその中学校とはご縁が結ばれなかった。
 
友達は母として、とてもがんばっていて。
 
それをわたしはずっと見ていて。
 
その子も合格は確実だろうと思われていたのに。
 
 
 
子どもが学校に行っている間に届いた封書。
 
不合格の文字が透けて見えたらしい。
 
 
彼女は「どうしよう…どうやって子供に言えばいいの…?!」と、泣きながらわたしに電話をしてきた。
 
わたしは取るものもとりあえず彼女の家に行き、彼女を必死に落ち着かせた。
 
もうすぐ子どもが学校から帰ってくるよ。
 
帰ってきたときに、子どもよりお母さんがそんなんでどうするの。と。
 
彼女の頑張りも、彼女の子のがんばりもずっと見てきた。
 
わたしも泣きながら彼女と話した。
 
 
 
あれから3年経ち、彼女の子どもは今の中学校に進学して毎日とても楽しく通学している。
 
彼女も「自分も納得するまでに1年かかったわ」と言っていたけど、子どもが楽しそうにしているのを見てほっとしているようだった。
 
 
だから今回、のり子は1つ下の友達が合格してとても喜んだ反面、上の子のことがあるからめっちゃ喜んでいいのかどうかわからない、と言った。
 
のり子は上の子とも友達だから。
 
ショボーン「B子が受かって嬉しいけど、A子のことを思ったら喜んだらあかん気がする…」
 
 
 
のり子は一人っ子だけど、兄弟姉妹で中学受験があったとき、先の子は受かった、落ちた、次の子は…ていうことはありますよね。
 
その時は本当にしんどい。
 
でも、万事すべて塞翁が馬だと思うのです。
 
ご縁だと思うのです。
 
不合格だったのはご縁がなかったということなのでしょう。
 
合格だったのはその学校にご縁があったということなのでしょう。
 
入試は学力だけではなく、その日の体調だったり運だったり、いろんなことが重なってたったひとつの結果が出るもの。
 
1年間、2年間、3年間、がんばってきた努力の結果がたった1日のたった数時間で決まるもの。
 
だから学力だけがすべてではない。
 
そしてその結果だけがその子のすべてではない。過去も未来も。
 
すべてのご縁を受け止めて、置かれた場所与えられた場所でいかに生きるか。
 
 
 
A子ちゃんはいまの中学をエンジョイしているし、その中学で出会って楽しんでいる友達は第一志望が不合格だったから出会えたのであって、A子ちゃんは自分の人生を前向きに生きている。
 
だから、心配する気持ちはわかるけど、それはA子ちゃんのご縁だったのだから、B子ちゃんの合格を喜んでいいと思うし、A子ちゃんも妹の合格を喜んでると思うよ。
 
そして姉妹の母である友達も、それぞれの人生を喜んでいると思う。
 
 
親は子どもの幸せを願い、祈るだけ。
 
 
 
がんばって、できるかぎりのことをやり、人事を尽くして天命を待つ。
 
 
 
そして良いも悪いも天命を受け入れ、またがんばる。
 
 
 
その先に、待っているものがある。
 
 
 
だから、がんばるしかないんだ。
 
 
 
 
 
すべての受験生とそれを支えるご家族にエールを。