前回のブログ
憧れのA中学の合格を目標にしていた娘は、
入学後、勉強の目的を失くしてしまった。
課題をやろうと思っても勉強する気になれないらしいです。
甘えんな。
勉強する学校に入った以上勉強するのはある種の義務だ。
という心の声は奥底に埋め込んで上からスコップでパンパン。
わかるよ
と共感。
じゃあのり子はどうしたいの?
…勉強は嫌いじゃない。
がんばりたい。
けど周りがみんなすごいから…
そうなんだね。
と傾聴。
のり子にとって合格はゴールだったけど、
その合格はスタートラインに立つチケットだったんだよ。
のり子はいま、スタートラインから走り出したけど、みんなの背中が見えちゃったんだね。
ゴールが見えなくてどこかわらからなくて不安なんだよね?
長いもんね。
6年後だもん。
だからね、立ち止まってもいいんだよ。
休んだっていいんだよ。
座り込んでもいいよ。
ほんとにしんどかったら棄権してもいいよ。
でもね。
少しでも前に進もうと思うなら、
友達が手を差し伸べてくれてるのなら、
先生が応援してくれてるのなら、
ゆっくりでいいから立ち上がってごらん。
1歩でいいから前に足を踏み出してごらん。
1歩前に行けば、ゴールが1歩近づいてるということだよ。
止まっててはゴールとの距離は縮まらないけど、
のり子が1歩踏み出せば、2歩歩きだせば、
それだけゴールが近づくよ。
それにね、まわりの人たちはライバルでもあるけど敵じゃない。
みんなでそれぞれのゴールを目指す仲間だよ。
先生たちは敵じゃない。
子どもたちみんながゴールすることを願って応援してるんだよ。
だから、みんなの背中が見えてるうちに立ち上がろうね。
うん…わかる…
それにね。
課題は出さないとね。
テストの良し悪しはともかく、課題はやらないといけないものだから。
わからないなら聞きに行けば済むことだし。
提出物を提出期限までに出すのは社会人としては当たり前だし、
大人になっていくわけだから、そこはしっかりやらないと。
大人への第一歩です。
なんせ6年後には成人ですからね。
18歳。
わかった。
高校卒業後には成人なんですねえ。
大丈夫かしら…。
続きます。