耳を澄ませば 海鳴りがする
あの時と同じ 匂いがする
もうすぐ 冬の終わりなのに
何の便りもなく
君は帰らないけど
心配ばかりで 胸が泣いてる
哀しくなるよな
歴史ばかりだけれど…

渦巻いている 最果ての海
荒れ模様です わかる海鳴り 
シベリア 降ろしの風が吹く
寒空なまり色
きっと雪が降るだろう
包まる布団の 薄汚れた宿
瞼の裏側
君の呼ぶ声がする…