愛染隼人の女の詩集 なみだの物語時は哀しみを連れて 駆け出すけど弾けたなみだに 愛を埋めてみても夢をかさねて 思い寄せてみては 過去の幸せ 手探りだけの 哀しみきっと雨は降り続く 哀しすぎて湿ったこころに あなたを探してみても愛は彷徨い 過去に抱かれて消える明日の未来に あなたの影が 遊んで化粧を落とす顔の 口べに褪せて鏡のわたしが 揺れて見えるけど愛の形が 炎に燃え尽きるけどそんな哀しみ なだの…物語 あゝ