愛していても  愛しきれずに
惨めな思いで   泣いていた
 初心な女が  壊れた恋を
悔しがってる   遣る瀬無さ
港あたりで  
あゝ長崎・雨女…
 
夜風冷たく   体に染みて 
明日が見えない   惨めさよ
恋が霞んで  月に吠えても
返る木霊の   なみだ声
花が散る散る
あゝ長崎・雨女…

私を置いて  行っては嫌よ 
一人で生きてく  その辛さ
わかる筈がない 
世間の人に
あなたを偲ぶ  未練恋い
私が枯れる
あゝ長崎・雨女…