愛染隼人の女の詩集 蜩(ひぐらし)あんなに燃えて 夜が明けるまで二人の明日を 語り明かしたねなのに なのに別れて暮らそう なんて言うから涙に埋もれて 蜩みたいに その日暮らしで女が泣きわめいてる あゝ雲が流れて 夜のとばりが降りて尚更 涙が零れてるだから だから濃いめの化粧 素顔隠して心が踊る 蜩みたいに夏の盛りに女が泣きわめいてる あゝその日暮らしで女が泣きわめいてる あゝ