私の世界での物語です
実際に起きた出来事をもとに書いています
特定の人物がわからないように名前は書いています
異世界に行ってみたい方
ファンタジーのように読んでくれたら嬉しいです
石屋さんセナ(以下セナ)の閃きで私達は比叡山に向かいました
そこは山奥にあり,少し怖いような感じがしました
一人のお坊さんが声をかけてきました
「そのTシャツに書いてある意味は?」
セナの着ていたTシャツは私がプレゼントしたもので
沖縄県の金武にある金武観音のそばにある泡盛屋さんで買ったもので
「古酒」と書かれていました
龍の模様がカッコよくてお酒の飲めないセナにプレゼントしたものでした
最初はこのTシャツを着るのにためらいがあった様子でしたがこの日は着ていてくれたのです
お坊さんに私は
「これはクースと読むんです.泡盛の古酒です」って知ったかぶりして言うと
お坊さんは,ニヤッと笑って自分のネームプレートを指差しました
「上地」
そこには沖縄でよくある苗字が書かれていました
「え〜〜〜〜〜〜!!!ウチナーンチュ???」
イタズラっ子みたいに笑うお坊さんと私達は話しました
「こうやって,話しているのはね,ご縁があるからだよ.僕は毎日ここにいるけど
目も合わない人たちが沢山いるよ.その人達からすると僕は存在すらしていないんだよ」
「だからこうやって話をするのは奇跡なんだよ」
上地さんは第一尚氏(琉球最初の統一王朝をつくりあげた王家.尚巴志が沖縄本島をを初めて統一した)
の子孫でした
私は沖縄で前世をいくつか思い出していくうちに
第一尚氏で尚巴志と関わりがあった記憶がありました
そんな話をすると
「ちゃんと歴史を勉強して,歴史の裏に隠された真実を見なさい」
「歴史は時の支配者にとって都合が良いように書き換えられているものだからね」
私の周りには第一尚氏の子孫や関わりのある方が多かったのです(実際の子孫・生まれ変わり)
その人達に私は親しみを覚えていましたし(前から知っている感覚・懐かしい感覚)
そしてみんな私に優しかったのです(世代を超えて仲良し)
多分,ソウルメイト
過去世で何度も人生をともにした感覚がありました.
私が第一尚氏の子孫なはずは無いから
第一尚氏での過去生がある生まれ変わりなのだろう
そう感じていました.
でも結婚した家は家系図が出てきて(このタイミングで物置から出てきた)
第二尚氏の子孫でした.
何故,ここに嫁いだのかな?
不思議な感覚がありました
東北で生まれた私が沖縄に嫁ぎ,
ご縁があって首里城で働き
琉球王国最高聖地で働いていること
これは何か見えない力が働いている
そしてこの比叡山のご縁が
私が気づいていなかった
謎解きと
沖縄に恋い焦がれてきた
魂の声の意味に
導いて行くのでした