いつもお読み頂きありがとうございます
月よみカウンセラーJunkoです
たとえば、今
命が尽きるとしたら
あなたは何を
後悔するだろうか
3月11日が来るたび
きっと、私たちは考える
もし今、命が尽きるとしたら
何を後悔するだろうか
【ある一つの物語 】
2011年2月14日
彼女は
勇気を出して彼にチョコレートを渡し
「好きです 付き合ってくだい」
と伝えました
それを受け取った彼は
彼女にこう答えました
「返事はホワイトデーまで待ってほしい」
彼女は返事を待ちながら
過ごしていました
そして
ホワイトデーを待たずに
2011年3月11日
のあの日がやって来てしまいました
彼は、震災により津波に飲み込まれ
還らぬ人となってしまいました
やがて、月日が経ち
彼の母親が彼女の元にやってきて
「奇跡的にこれが残っていたんです」
と、あるものを彼女に手渡しました
彼女が受け取ったものは
彼が用意していた
ホワイトデーのお返しでした
缶の蓋を開けると
その中にはクッキーと手紙が
入っていました
その手紙にはこう書かれていました
「僕も好きです 付き合ってください」
と
（このお話は東日本大震災の時の実話に基づいたお話です）
果たせなかった後悔
あなたは生きている
生きているんだ
伝えたいことがあるのなら
伝えられていないことがあるのなら
まだ間に合う
まだ間に合うんだ
あなたの命が
もし今、尽きるとしたら
何を後悔するだろうか
何か大事なことを
告げられずにはいないだろうか
大切な何かを
伝えたい人は誰
伝えなきゃいけない人は誰
立ち止まって考えよう
立ち止まって思い出そう
誰もが、明日に未来に保証はなく
確実なものなどどこにもない
現実は、時に残酷なまでに
二人を引き裂いてしまう
不確かなことだらけのこの世界で
毎秒、毎分、毎時間、毎日
私たちは生きている
見て
聞いて
触れて
感じて
味わって
呼吸をしている
もし、そのあなたの肉体が
ある日突然なくなるとしたら
あなたの魂は
何を後悔するだろうか
果たせていない約束は
ないだろうか
少し立ち止まって考えてみよう
少し立ち止まって思い出してみよう
そして、少しの勇気を出そう
この三次元の世界には
「時間」という制約がある
必ず誰もが
時間の制約を受けて
命が尽きる時を迎える
でも、時間があるからこそ
人はその時間の中で精一杯
生きようとする
そして、時間の制限を知った時
人は命に本気で向き合うんだ
3月11日は
そのことを思い出させてくれる
大事な日
伝え合うことの大切さを
思い出す日
私たちは
彼らの果たせなかった想いを
無駄にしてはいけないんだ
私は、あの震災以降
いつ命が尽きてもいいって覚悟で
生きれるようになった
大切なことを教えてもらった
大事なことを思い出させてもらった
命をかけて
ありがとう
本当にありがとう
あの日を忘れない
後悔を思い出す
私たちの魂には
命が尽きた時に後悔したことが
刻まれていて
それを必ず成し遂げようと
生まれてくる
無意識ではそのことを覚えていて
無意識では気づいている
私たちは、それを
一生懸命思い出そうとしながら
生きている
そして
もし思い出せなくても
時が来たら必ず気づくように
なっている
それだけ
前世での後悔は引き継がれ
今世で果たそうとする
それをやるまでは
それを叶えるまでは
次に進めないということを
私たちの魂は知っている
自分が選んだ両親が
子供の頃に
そのことを思い出させてくれる
土星と冥王星が
そのことを教えてくれる
子供の頃には
全てのエッセンスが
詰まっている
Moon Child
あの頃を
月の子供を思い出そう
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