自分の悩みなんて
恐らく他の人から見たらいかに小さくそしてくだらない
そんなものなのかも知れない

人の悩みの大きさなんて
その人にしか判断出来ないものであり
その他の人の価値観で決めつけられるような
そんな簡単なものではない

しかし
その他の人は容赦なく「判断」をしてくるのだ
「決めつけ」てその人の「価値」を塗りつぶす
「自分」はそんな風に思っていないのに、だ

信頼をしている人の言葉ほど
自分の気持ちを塗り替える
造作無く簡単に‥

それが否定的なものだったとしてもだ

どこか違和感を感じながらも「納得」というもので塗りつぶされる

だがその小さな違和感は次第に自分の心を埋め尽くす

まるで「責められている」かのように

塗りつぶされた「納得」は果てない「叱責」となって自分にのしかかる

潰されそうで苦しさに悶えている自分の「表」では「笑顔」の鎧を纏い過ごしている

そのギャップは縮まることなく隙間を広げていく

完全に分離をしてしまえれば
それはそれで割り切れるようで楽なのかも知れない

しかし「繋げている」その感情のせいで逃れることのできない闇に溺れかけている

自分の悩みへの解決口を他人から与えてもらいたい
という気持ちと
自分の悩みを他人の物差しで決めつけないでほしい
という矛盾した感情がのしかかる

でもそれは
自分が弱いせいなのだと
それしか出てこない

今の自分には
「それ」を乗り越えることが課されていることなのだろうと
そう思う