人生を辿っていく中で、「答え合わせ」の様に感じる事がある。

もちろん行動選択を起こしているのは「自分」ではあるのだが、振り返るとどこか予め決められた道をなぞり歩いている様な、そんな感覚に陥る事がある。

「何か」を感じたり視たり出来るわけではない。
かといってその眼に視える「何か」が無いと思っているわけでもない。

ただ、起こった出来事を振り返ると「意味のある」繋がりになっていることが多い。
気のせいかも知れない。
都合良く考えているだけなのかも知れない。

しかし、言い得ない「納得感」がそこにはある。

「あぁ、この為の出来事だったのだな。」

後になって気付く。
そもそも「気付き」のための「経験」なのだろう。

自分自身が「学ぶ」ための。

それを重ねていくことで「自分」を成長させていく。

しかしながら、どんなに大きな「出来事」が起こっても激しい「感情」の隣にはそれを静観している「理性」がいる。


その「出来事」を分かっていたかのように。