突き刺した。

突き刺した。
~~~
ここは夢の中
〈if〉の世界。

もしも、の恋愛疑似世界。

その中で大変な事に巻き込まれた男

遠藤 翔太

遠藤「ぐ、がはっ・・・」

遠藤の胸には無数の刃物が突き刺さっていた。

彼の回りを取り囲む軍服の男たち。
軍服たちがてにもつのは銃剣。

遠藤「慎吾・・・」

そしてその中心にいる男。

慎吾「悪いな遠ちゃん。
おれは瑞穂を手にいれる。

もう一度おれは瑞穂を・・・」

遠藤「・・・おれじゃ、守れないのか」

瑞穂「ええ。守れないわ。
あなたじゃ。

世界を敵に回して、一人の女を守るなんてできないのよ。」

遠藤「そんな・・・」

遠藤は無力感に包まれていた。

~~~
こちら現実。
カフェ〈バオバブ屋〉

体は遠藤。
現在の心は・・・

慎吾。

慎吾「もう一度生きてみたくなった。

なってしまったんだよ・・・

いつまでこの体にいれるかわからない。

いつまでこの世界にいれるかわからない。

だったらせめてその時まで

最後の一瞬まで

おれでありたい。

もう一度、瑞穂と・・・」

苦めのコーヒーを口に含む。

豆の薫りがする湯気に包まれて。

~~~
世界は

無力感に

包まれて。

~~~
広告欄

ネスカフェ ゴールドブレンド エコ&システムパック 110g/ネスレ日本

¥1,039
Amazon.co.jp

~~~

とも「いけー!」

駿馬に乗り、駆け抜ける、右手には身の丈の倍はあろうという槍。

そのスピードは目の前の巨体には追い付けるスピードではなかった。

そしてそのまま、巨体の下に滑り込み・・・

オーディン「喰らうがいい!」

腹の下から槍を突き刺した!

そう「よしきたー!いけー!」

巨体は身悶える
腹部からはしたたる体液

その巨体を操るジュエルイーターにもその痛みは響く

ジュエルイーター「ぐ、ぐおお・・・」

オーディンは勢いよく槍を刺したあと、再び駿馬をかり、
巨体の回りを走り回る。

その速度は並みのF-1カーでは追い付けない速度に

そして再び腹部に
潜り込み、

駿馬のスピードに乗った前足げりを槍に加え、更に深く突き刺した!

~~~
広告欄
[スレイプニル] Sleipnir シダーシューツリー トラディショナルモデル (Free3.../Sleipnir(スレイプニル)

¥6,048
Amazon.co.jp

~~~
立っていた

ただ

そこに

立っていた

~~~

ここは夢の中

再び〈アンカータウン〉。

かつやはそこに立っていた。

かつや「唖然。。。おれの血の弾丸が・・・」

たくや「ん。ドンマイだな。
そしたら次は俺が行く! 行くぞ!妖刀!!」

たくやの右腕にくっついた妖刀〈村杉〉が怪しく光る。

かつや「おー強そうじゃん!」

たくや「だろ?? (剣の世界 覇乱〉で鍛えたこの剣の腕見せてやる!」

と勇んで駆け出した

たくや「でいやー!!!!」

たくやはそのままの初速を維持したまま巨大な敵の足元にたどり着く。
そしてそのまま飛び・・・

たくや「胴体は切れなくても、足の関節はもろいだろ!!」

ずぱん!!

たくや「切った!!」

妖刀 村杉「・・・いや、表面の皮膚だけだ。実際のダメージはさほどない。」

たくや「うえ??マジ!?」

かつや「一緒ジャーン! ダメジャーン! 勝てないジャーン!」

ちっとした絶望。

・・・

いや、まだこちらにも巨大な神がいた。

名前をオーディン。

三鷹「よし、オーディン! その力見せてみろー!」

オーディン「指図されるのは好きではないが・・・ よし、やってみようではないか!」

とも「おっさんの力見せてくださーい!!」

オーディン「・・・」




~~~
広告欄

妖刀

【模造刀】 妖刀 村正  伊勢千子 村正 ZS-202/作者不明

¥価格不明
Amazon.co.jp

藤原朝臣村正(模造刀) 妖刀「村正」 小刀(脇差)  k-66 掛け台無し/イオン

¥価格不明
Amazon.co.jp

~~~
仮面・・・か。

人は仮面をかぶるもんだ。

自分を隠すときに、笑いの仮面をつけて。

体裁を隠すときに、笑いの仮面をつけて。

その男も笑いを浮かべていた。

動揺を隠すように。

こちら〈現実〉。

バイト中のコンビニ。

もじゃげの男と数人の男たち

ため息交じりにもじゃげの男・・・紅林はつぶやく。

紅林「ですから、お客様・・・何度も言うように・・・ね。
食ってから返品はできないんですよ。」

キャップをかぶった男「できねーってなんだよ!おめーンとこで売った商品だろ?あ!?」

紅林「あ!?・・・じゃねくてよー。まずいってだけで返品できないっていってるんですよ。」

取り巻きの男「まずいもんはまずいんだよ!なんだこの肉まん!みかんまんって!冬だからってふざけすぎだろ!」

紅林「そういうのはメーカーに行ってくださいよー。うちではそれを出してるだけなんで。」

キャップの男「あ!??出してるのは事実だろ?つかなんだてめーその俺かんけーありませんみたいな面あ!」

紅林(・・・さすがにイライラしてきたな・・・客だからって黙ってたが・・・ぶんなぐろーかな・・・)

紅林はむかつきすぎて笑みを浮かべたままただただそこに立っていた。

男たちが何を言おうが、

顔飛ばされようが

ただただそこに立っていた。

そこに立っていた。

(・・・あー、ぶんなぐりてー・・・)

~~~
広告紹介欄
マーシャルワールド LFORCE エアースタンディングバッグ/マーシャルワールド

¥5,141
Amazon.co.jp

~~~
こちら〈現実)。
とある警察署。

山田「・・・マジでか・・・前田に、逃げられた・・・。」

それは一瞬山田がトイレに行ったスキだった。

前田「ここで終わって堪るか!

おれにはやるべきことがあるんだ。

ここで終わって堪るか!

世界見下ろすまで追われるか・・・」

そうしてまた、前田は街の中へと消えていった。
溶けるように・・・
同化するように・・・

街そのもので・・・あるかのように・・・

~~~
同じ〈七月の世界〉

七つの月が交差するこの世界。
今は赤い月の世界。

そこにゆういちがいた。

ゆういち「ふう。・・・何とか逃げれたな。

やっとこの体を手に入れたんだ!

巻き込まれたまま終わって堪るか!」

現在ゆういちをゆういちにしているのは、夢の世界の住人〈ドッペルゲンガー〉。
同化してから、物語に巻き込まれっぱなしで、自由を手にできていない。

ゆういち「・・・にしても適当に夢を渡ったからな~~

ここどこだ?」

ここは〈七月〉赤い月。

すべては赤く染められて。

一本の枯た木の下でたちどまる。

ゆういち「何もねえところだからまた世界わたるか・・・

・・・ん?
あれは、あの時の仮面の・・・」

遠くの方で動く仮面の男を見つけることとなった。