~~~
チクタクチクタク
進んでいくよ
~~~
こちらアンカータウン
爆炎の中から手が伸びた
ぶおっ
仮面の男の手が
ゆういちののどもとをつかむ
仮面の男「捕まえたぞ!」
ゆういち「くっ・・・」
ゆういちはじたばたするも逃れられずにいた。
仮面の男「この力覚えているか?
〈フリーズ〉・・・」
ゆういちは首元から氷漬けになっていく
息すらも吸い込むたびに肺が凍る思いをした。
そんな中
次元が揺らいだ
ドッペルゲンガーとダイダロスがそこにいた。
ドッペルゲンガー「やめろー!!!」
~~~
チクタクチクタク
進んでいくよ
~~~
こちらアンカータウン
爆炎の中から手が伸びた
ぶおっ
仮面の男の手が
ゆういちののどもとをつかむ
仮面の男「捕まえたぞ!」
ゆういち「くっ・・・」
ゆういちはじたばたするも逃れられずにいた。
仮面の男「この力覚えているか?
〈フリーズ〉・・・」
ゆういちは首元から氷漬けになっていく
息すらも吸い込むたびに肺が凍る思いをした。
そんな中
次元が揺らいだ
ドッペルゲンガーとダイダロスがそこにいた。
ドッペルゲンガー「やめろー!!!」
時は進んでいくただ無常に
誰にも公平に
~~~
こちら〈夢 アンカータウン〉
ゆういちは戦闘を始めていた。
仮面の男「〈テクニカ フリーズ〉!」
仮面の男は手から氷を出し、ゆういちの動きを止めにかかる。
しかし、
ゆういち「吽!!」
ゆういちの背中には〈阿形吽形〉がいた。
ゆういち「すべてを終わらせる吽形。 どんな技も効かないぞ。」
ゆういちはそのまま切り崩しにかかる
ゆういち「阿!!」
ゆういちの背中の阿形が波動砲を内放つ!!
仮面の男「〈ファイアウォール〉!!」
仮面の男は炎の壁で防ごうとするが、
波動砲は炎をすらかき消す
ブオッ!!!
仮面の男はそのまま炎と波動砲に吹き飛ばされた。
~~~
こちら〈現実〉
キハチを乗せたタクシーは蛇行しながら暴走を続ける
そしてとうとう
港についた
そこには船を取り囲む警官の山々山々・・・
だがタクシーは速度を緩めるどころかさらに加速する。
ギュイーーーーン!!!!
ドン!!
と鈍い音とともにフロントガラスにひびが入る。
間髪入れずドンドンと人を引きながら
時には引きずりながら
蛇行を繰り返す。
フロントガラスは血で赤く染まっていた。
港の端に行くすんででブレーキを踏むキキーーーーーー
今度はバックで蛇行を繰り返しながら元来た血の海をなぞっていった
あめわがあめを口に含むと
もうピーターエンドのところに瞬間移動した。
黒いピーター「あめわ・・・・くん??」
あめわ「やめてよピーターやめてよ・・・。」
あめわは言うが早いかフックの首を締め上げる手をつかみあげた。
フックはそのまま地面に膝をついて倒れた。
フック「げほっげほっ・・・」
黒いピーター「あめわくん・・・君は・・・敵になるっていうのか??」
あめわ「違う! ぼくは・・・」
そんな話の中・・・
雰囲気が
空気が
変わった。
チクタクチクタク
時計の音が
チクタクチクタク
聞こえてくるよ。
フック「この音は・・・力に呼び寄せられたのか・・・・
この強大な力に・・・」
時計ワニがこの世界にいる・・・
強大になったピーターエンドの力という名の肉。
それを食いに・・・
来た。
時計ワニは手始めに先ほどマグマにおちたジョンとウエンディの力のかけらを食い漁る。
マグマすらも時計ワニには餌なのだ。
餌を大口を開けて、
食う
食う
食う
黒いピーター「・・・時計ワニ・・・」
世界を救うとかそんな大それたことはできないかもしれない
でも目の前の男一人を助ける事ならもしかしてできるのかもしれない。
〈エンチャンター〉の世界にあめが降る。
飴
が
ふる。
ざーーーーーーーーーー
あめわ「兄ちゃん・・・・おれ・・・」
あめわはその一つを口にする。
てんじ「救う気になったか? ・・・・・世界を。
だが逃がさない!!」
てんじは再び自分のギターをかき鳴らす。
あめわに電流が流れる・・・
はずだった・・・
あめわ「ごめん。 聴かないよ。」
あめわの耳を通して体を流れる電流。
その電流はたしかにあめわの体をながれてはいたが右手に集まっていった。
あめわ「痛みはないんだ。
そういう〈あめ〉を食べたから。」
時として世界を救うのは
傍観者なのかもしれない。
時として世界を救うのは
客観的に見れる人間なのかもしれない。
世界をずっと’見てきた’置いてきぼりの主人公
その手に救う力があるのかもしれない。
あめわは右手の電気を兄に向け放った。
ばりばりばりーーーー
てんじ「ぎゃああああああ!!」
てんじはあまりの強力な電流に気絶してしまった。
あめわは降ってくるあめからふたつ手に取った。
そしてそれを口にふくんだ。
なんでも変えていけるはずなんだ。
この力は。
ここは〈夢〉。
作り変えることができる世界。
仮面の男はただ純粋に怒りを感じていた。
目の前の男に対する怒り。
何度この男は自分の邪魔をするんだ?
ゆういち「終わらせよう。
この不毛な戦いを。」
憎しみ合うことで何も生み出さないことを知っている。
ただ憧れが嫉妬に変わっただけなのも知っている。
それが世界を破壊する理由になったのも知っている。
だが今更止められない。
この楽しみを。
仮面の男「・・・楽しみを奪うな!」
怒りをあらわにした仮面の男は世界ごと作り変える勢いで
〈テクニカ〉の力で無数の火柱を世界に生んでいく。
細やかなファイアウォール。
ゆういちはただただ笑っていた。
ゆういち「やってやるよ〈宗教〉の世界の力。
左手に〈阿形〉、右手に〈吽形〉の力を宿す。
さあ、始まりと終わりの 始まりだ!」
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ゆういちがそんな戦いをしている中。
ドッペルゲンガーは別の世界にいた。
ここは【6月】の世界。
いまも月は赤いまま。
ドッペルは遠巻きに茶下が無事であることを確認し、
ダイダロスを呼び出した。
ダイダロス「!!イカロスが・・・息子が生きているだと!!」
ドッペル「ああ。 だから説得してほしい。
最後のチャンスかもしれない。」
ダイダロス「もちろん協力させてくれ!!」
ドッペル「行こう!!助けに」
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戻って〈アンカータウン〉
その戦いを見つめるものがいた。
天貝である。
天貝「・・・映像が消えてしまった・・・スクープが・・・
なんてこった。
と一人ふてくされる。」
戦いの世界からは離れた男が一人
ため息をついた。