【東陸出版社にて】
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東陸出版社。

その日
立小路という社員を惜しんで
追悼の朝礼が行われた。

その朝の朝礼から早3時間。

上司の北村は

彼のもっていた

一つの
〈遺品〉を調べていた。

北村「何も残せずいっちまったんじゃ、あいつがかわいそうだ。」

その念だけで。

彼のとった
現場の写真。

すべてが明るみにでた後では何も必要のないものだとおもっていた。

つい

さっきまでは。

立小路が

林にカメラをぶつけたときに

偶然シャッターは降りていた。

そしてそこには

三人組の東洋人が映っていた。

北村「・・・誰だ?」

黒いバンに乗っていたはずの

東洋人たち。

北村「田中夫妻をさらったって奴らか?
・・・じゃあ、まだ、この事件は・・・」