【症状】
症状をしるたびにその特異性は浮き彫りになった。

自分の腕にナイフを突き刺し啜るものもいる。

牛肉のパックにたまった血を啜るものもいる。

コリン「・・・まるで獣だ・・・というものもいるだろう。

狂犬病の一種だというものもいるだろう。

人によっては吸血鬼だと忌み嫌う。

あんなに小さな子供が

奇異の目にさらされる。」

感慨深げに
考える。

深いため息をつく。

コリン「気の毒な話だよ・・・」

コリンは患者の身になって考える医者だった。

考えすぎるあまり深入りしすぎる。

そんな彼を癒すのが愛犬の
ラッシー。

・・・もっとも
その愛犬は

〈夢の中〉にしかいないのだが・・・。