【三日目の結末③武士の結末】
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再び〈覇乱〉
鳴海「んー?
細波は起きたし。がきんちょは死亡。

真嶋は?」

鳴海は足を引きずりながら真嶋を探す。

いくら探しても。

いない。

鳴海「・・・?
あいつも死んだか。」

まぁ、それは次の日になればわかる。

次の日になれば戦で負けたものは、

一応はこの世界に戻れるが・・・
普通の姿では戻れない。

鳴海「くく・・・。
楽しみだ。」
珍しく、鳴海が笑う。

明日を楽しみにしながら・・・


鳴海の友達
赤極城主

時巻。

トキ「また明日~。」
トキは自軍と敵軍に見境なく、
ねぎらいの言葉をかけていた。

お疲れ様。

と。

しょせんは〈夢〉。

一番割り切っているのはトキだった。

・・・

納得いかないのはこの男。

九龍「納得いかん・・・

これがわいが来たかった世界か?

違うやろ?

求めたのは

〈最強〉やぞ?

また、

流れるか。」

ピーターはそんな九龍に声をかけた。

ピーター「拍子抜けでしょ!
あの二人の戦いはこんな感じだよ。

もし、

もしね、
もうこの世界に用がないならここに行くといい。」

ピーターは
一枚の紙を渡した。

そこには見知らぬ番号が・・・。

九龍「これは?」
ピーター「ここに電話をかければ

〈夢先案内所〉に

行ける。」

九龍「〈夢先案内所〉?」

ピーター「見たい〈夢〉の世界を案内するところ!」

九龍は笑う。

そして旅立つ。

自分が求める
〈最強〉
を求めて・・・

そんな九龍を見送りつつピーターは言葉を口にした。

ピーター「・・・やっぱりわかってないなぁ。

この〈覇乱〉の世界だって広い。

自分が知る〈最強〉だけで満足してちゃ、
絶対にあの二人には勝てないし、
鳴海さんにもかなわないよ。」

そうだ。

広い。

世界は

広いんだ。