【時間】

細波「ほらね。
鳴海が勝った。」
トキ、九龍を相手にしているにも関わらず、
くすくすと笑う。

九龍「人の心配する前に自分のこと考えろや!」

大振り。

難なくかわす。

トキ「心配?あーあ、だからわかってねぇ。」

トキはそう言うと九龍に一太刀。

九龍の肩に

傷。

九龍「意味わからん!」

九龍は下がる。

細波「心配じゃないよ。
その意味がわからないようじゃ、ダメだね。」

また、
くすくすと笑う。

九龍「バカにしとんのか?」

また、

大振り。

しかし、当たらず。

翻弄されるのは

九龍。

トキ「あ、
・・・もう〈時間か。〉」
トキは不思議な事を言う。

九龍「〈時間〉?」

そう。

〈時間〉

細波「すぅー、」
細波は大きく息を吸い込む。

両軍半分以下になった武士たちに向け・・・

細波「ごめーん!
朝練の〈時間〉!

今日は終わり!

私起きるわー!」

九龍「な?アホか?
こっからやろが!」

細波「つーわけで。」

そう言うと細波の姿がゆっくりと消えて言った。

九龍「んな・・・

んなオチあるかーい!!」