【木の実】
~~~
毒。

チート「食べちゃダメ!」
チートは茶菓下に言う。
茶菓下「何で?
だって、さっき恐竜が食べてたじゃない?」

・・・

ここは
恐竜の世界
〈ガイア・ダイナ〉
ラプトルの猛追から逃げ切れたのには
一つの理由があった。

ー五分前ー

チート「くそっ!仕方ない、パウロ食え!」
チートはパウロに

〈木の実〉を渡し、食べさせた。

普段のパラサウロロフスという草食恐竜ならば
必ず捕食されていたことだろう。

だが、

その
〈木の実〉

食べた瞬間!

恐るべき速さ!

追いつくとかもはや次元が違う。

早い

早い。

・・・

そうして逃げ切った五分後

茶菓下は美しい
〈木の実〉
を食べようとした。

・・・がそこでチートに止められた。

チート「それは人間にとっては

なんだ。」

茶菓下「そうなの?
こんなにキレイなのに・・・

って、え?

さっき恐竜に食べさせてた!」

チート「人の話聞いてる?

人にはって言ったでしょ!

恐竜にとってはドーピング剤かエサなの!」

どうやらこの世界では
〈木の実〉で
恐竜を操るようだ。

茶菓下「それにしても・・・」

開けたとこに来た。

草原に

たくさんの恐竜がいた。

そして恐竜乗りたちの移動式テントも。

チート「紹介するよ!
僕らはこの世界の〈穏健派〉の恐竜乗り!」

茶菓下「〈穏健派〉?」

チート「・・・それは後で説明するよ!
さっ!
おいでおいで!」

広がる地平線。

広がる大空。

実に、
一億年以上前の

風景。