【悪夢】
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芦束「はぁ、はぁ、
・・・殺された。
おれ。」

一旦現実へ。

芦束の家。

寝汗。

そして、覚えているあの感覚。

人はこう呼ぶ。

〈悪夢〉と。

芦束はさきほどの感覚を思い出し、
吐き気をもよおしていた。

ドロドロとまとわりつく。
あの時の・・・
あの感覚。

芦束は後悔した。

死ぬとは思わなかった。

夢の中だぞ?

もしかしたら、
おれは、

〈情報〉に・・・
死なない世界に・・・
逃げていただけ?

・・・

芦束はその夜。
夢の中に戻ることはなかった。

いや、戻りたくなかった。
絶対に。

もう、あんな経験はしたくはなかった。

たとえ〈ステルスタグ〉が犯罪に使われとしても。

もはや、
関係ない。

ただ・・・

芦束「ごめん、茶菓下。
お前に任せる。

おれはただの

ホムペ制作人に戻るよ・・・。」

夢の世界から、
一人
現実に戻される。

芦束の

心は

たしかに

その日

死んだのだ。

〈悪夢〉に

心を

殺された。