【研ぎ澄ませ】
~~~

死の感覚。

覚えたのはいつからか。

本当に

〈死〉を意識したときに

その感覚は植え付けられる。

植え付けられた人間は

それを経験しないようにと動く

そうやって

二度とその場にたちよらなくなる。

~~~
だが一部の人間は

その感覚を

求める。

だからこそ

この
法の世界
〈アジョセル〉

ではそれを他人に植え付けるために、

押し付けるために、

快楽のために

銃声が

鳴る。

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普通はそんなもの。

だが

戦国の世界
〈覇乱〉では意味あいが全くことなる。

ここにいる人間はその

死の感覚を

己を研ぎ澄ますために使う。

磨き上げるために使う。

だからこそ、

ここにいる人間は

みな

強い。

・・・

ザザザ

トキ「さすが!
やるねー!れっぱさん!」

細波「あんたも・・・ね!」

キィン!

トキ「それくらいなら止めれるかな?」
トキは笑いながら細波の足を払う、

体勢を

崩す。

トキ「もらった!」

細波は左手で地面を捉えると、
迫りくる剣気を刀で受ける

キィン

ギリギリと押さえつけられる感覚。

細波は足で地面をけり、
トキの刀を流し、
トキの横にその身をつける。

えの部分で腹をつく、

トキ「がはっ、」

態勢がぶれた瞬間、
細波は切り崩そうとする。

しかし、わずかに及ばす・・・

意識を覚醒させ、

お互いに距離をとる。

研ぎ澄まされた





力。