【二つの世界】
その三人はそれぞれ自分の持つ
〈情報〉を
無償で
教えてくれた。

あるものは言った
「この先にある〈世界〉に
〈仮面の男〉が入っていったぞ。」

あるものは言った
「あぁ、その
〈タグ〉の持ち主ならおれがやっつけたぞ。
だははははは!」

あるものは言った
「違う違う!
〈仮面の男〉が入っていったのは
こっちの〈世界〉だ!」

・・・
とりあえず
二人目の人物は
嘘くさそうだったので、
残りの二人の

〈情報〉

をたよりにすることにした。

〈仮面の男〉。

芦束「・・・〈仮面の男〉?」
舞子「その人が配ってるのね。」

ダイダロス「謎めいとっていいじゃないか。」

そして

二つの

〈世界〉

一つは、
〈お菓子の世界〉

もう一つは
〈密林の世界〉

とりあえずみた感じでわかったのはそこまでで、
あとは入ってみないとわからなかった。

芦束「二つあるし、手分けしてが基本だよな!

・・・お菓子。
いいなぁ。」

茶菓下「え?
私行きたい。」

芦束「だって食べたいじゃん。」

茶菓下「ひどーい。
森を一人で歩かせる気?」

・・・

芦束「・・・しょうがない。
一つずついくか。」

お菓子の国に行くことは譲らない芦束だった。

・・・というわけで、

ダイダロスは〈アンカータウン〉で追加の〈情報〉を探し、

おいしいものは後にとっておく派の芦束と茶菓下は、

この
〈密林の世界〉

そう、

恐竜の世界
の夢
〈ガイア・ダイナ〉

へと足を踏み入れたのです。