【友】
~~~
響きわたった。

響きわたった。

たがけして貴気障りのいい音ではなく・・・

ドルン!キュルキュルキュル

今にもエンストしそうなケートラの音だった。

・・・

また、別の現実。

鳴海、

鳴海 純也(なりうみじゅんや)

はその日
家の手伝いにおわれていた。

彼の家は酒屋。

今日は酒屋の配送。

鳴海「オヤジ!行ってくる!」

オヤジ「あー!まかせた!
行ってこい!」

鳴海はエンジンをふかす!

「鳴海~」
するとトラック荷台から声が聞こえた。

鳴海「ん?ああ、トキか?」

トキと呼ばれた男は残念そうに答える。

トキ「おいおい?そりゃないーって!
昨日手伝うって言ったっしょ?」

鳴海「・・・すまん。
よろしく頼む。」

トキ「へいへい。まかせろぃ!」

トキ。

時巻 元幸(ときまきもとゆき)。

今日夢の中で、合間見える、

敵の国
赤極(せきごく)の
総大将。

そして、

鳴海の親友。

彼は言う。

協力するときは協力する。
突き放すときは突き放す。
お互い高めあっての、

友だ。

友。

・・・

友達。