【突き立てる】
~~~
再び、
〈覇乱〉の世界。

己を貫け!

土蜘蛛の攻撃により、200名ほどの武士が戦闘不能状態になっていた。

鳴海「ちぃ・・・」

ピーター「鳴海さん!うけとれー!」

ピンチに現れるピーター。
そして、鳴海に向け剣を投げる。

鳴海「ん?
・・・いらん!!」

鳴海は剣を受け取らず、
地べたに転がった。

鳴海「この程度の敵、通常の刀一本で十分だ!」
ピーター「な、なんだよそれ!?」

鳴海はそう言うと、土蜘蛛に対峙した。
鳴海は正面から駆け、土蜘蛛の腹を刀一本で切り抜ける。

あっという間に土蜘蛛の腹にデカい一本の傷がついた。

真嶋「さすが!」
真嶋もそれに続き、土蜘蛛の腹の下に横の一本傷をつけた。

だが、

土蜘蛛は

二人の攻撃に意識を集中してはいなかった。

土蜘蛛の目の前に立つ、
今日

初めて剣を持った少年。

一ノ倉 天輪

土蜘蛛はゆっくりと、歩みを進めた。

あめわ「ひ!・・・く、くるなら来い!」

あめわは剣を握りしめ、土蜘蛛にむけ走りだす!

計略も何もない。

土蜘蛛の餌食に・・・

真嶋「ばか!」
真嶋は土蜘蛛の顔を潰すため、同時にかける。

土蜘蛛がその口を開ける!
あめわの刀よりも早く、
その口の牙があめわを襲う。

真嶋「あぶない!」
真嶋は剣を土蜘蛛の口に突き刺し、
あめわをつれその場を去る。

鳴海は

その一連の流れの中で、

土蜘蛛の

頭に登っていた。

鳴海「脳天、潰してやるよ!」

ザスッ!

鳴海は土蜘蛛の脳天に剣をつきたてた。