【一人の青年】
太陽のように明るいおこちゃま、
マーチ・メイト
マリーベル・メイト
を見送り、

芦束たち三人はダイダロスの

始まりのきっかけ

でもあり、

終わりのきっかけ

でもある、

ダイダロスの家に向かった。

その家には
とある研究
があった。

それが彼の

始まりのきっかけ。

そして、

終わりのきっかけ。

彼から太陽を奪ったもの。

・・・

そんなことを思い出しながらダイダロスは家までの道のりを歩いていた。

そして、ついた。

自らの家に。

芦束「ダイダロスさん?
そういや、なんでこの家によるんだ?
直接アンカータウン行けばいいじゃん。」

鍵を開けながらダイダロスは答える。

ダイダロス「〈情報〉を得るためにはそれなりの準備がいるんじゃよ。

それから・・・

少しばかりの覚悟が。」

ダイダロスは鍵を開け終わると仰々しく両手を広げた。

ダイダロス「歓迎しよう!
わしのすべてがつまっとる!
タグなら一通りそろっとるぞ。」

家には

おびただしいほどの

〈タグ〉が

あった。

芦束と
舞子は
圧倒されながらも家の中に入っていった。


芦束と舞子は
壁に飾ってある写真をちらちらと見る。

その写真のどれもが
ダイダロスと一人の青年が写っていた。

写真の中で

青年は
楽しそうに

楽しめそうに

笑っていた。