終わり 積もり
始まり 散る
舞い上がる 儚さ
穢れた代償 は
独り 見上げる 樹
こんな美しい 情景
肩並べて など 罰当り
また 何処ぞやへ と?
見詰め
見失い
見留め
見付け
もう 届かなくて いい
遠くへ と
呪縛を解いて と
願ふ
独り に なりたがる
其々 が
交わり合う のは
絶無
ひと は 放さない
其処 が 違い ( 個性 )
消えるひと は
お喋り ( 寄せて退く )
散る花弁 共々
舞い上がれたら
軈て 薄れ往き
孰れ 消え失す