如何様 に
折り畳んで 仕舞い込んでも
判ってしまう
感じてしまう
纏う 空気
追う 視線
何より その口 。
ぬらぬら と
心より 想へば
隠せや しない
知らず 溢れる
時々 滑稽
処により 優越
温かい襞 に
包まれたり
濁々の渦中 を
出入りしたり
男 の 中
女 の 中
血潮 は 激流
斯様 な 場処が
ある 故
無防備 に
自己 を 呈する
立場 を 弁えない
お喋り は 危険
その 傲慢さ も 。
誰が 終りを 告げるのだろう