「 我慢しないで 」
「 ありのままで 」
「 思った通りに 」
よく 視掛ける お言葉ですが 。
事も無げ に
簡単 に
誰か に 言葉を
投げ掛ける
慈愛 に 充ちた
教祖 の 様に
我慢 しなかったら
傷つける
ありのまま なら
見限られる
思った通り を 貫けば
崩壊する
だから 皆
踏ん張って
だから 皆
均衡 を 保って
だから 皆
唇 嚙んで
そうやって 立ってるのに 。
そのひと の
其処 に 至る迄を
量り知れぬ 侭で
適当 な 言葉など
投げられない
投げたくもない
神経質 に 過ぎるのかも
知れなく とも 。
結果
どんどん 無口 に なって
どんどん 無口 な 人を選んで
無口 な まんま
寄り添ったって
上手くいく筈
ないのだけれど 。