右 見て
左 見て
右
何処 にも
何方 にも
残って無い 事
留まって無い 事
目視して 確認して
踏み出した 抜かり無く
行ったり 来たり
出来る道 は もう無い
進めるの は 前
もう少し 歩いてみたら
何か ある?
けれども 特段
行きたい 処 など
浮かばないの
あのひと が
なぞった 背中
唯 其処だけ が
熱く 熱く
唯 其れだけ が
すべて の 証
刻印 だけ 纏って
何時か 薄れる まで