不在時はゲージに入れて外出するというところまでが一昨日までの投稿でした。

今日はガッカリした出来事から話を進めます。

そもそもペット1匹(小型犬)OKで入居者募集を始めた物件に

いつの間にかもう1匹(小型犬)を迎え入れてしまっていたケースです。
 

ある時、入居者様から室内に不調箇所発生のお知らせに基づき業者さんに出向いてもらったところ
「次は他社に頼んでください」と言われ意味不明でした。
それから程なくして退去される事には至りましたが、、、
ワンちゃんのマーキングで床はもとより巾木までフカフカ。

室内は外出される華麗な様相とは想像すらできない状況で

フルリフォームしなければ次の入居者を迎えることが出来ない状態。

そこに費やす費用負担についてお互いの常識を持っての話し合いをするのですが

 

常識とは言っても個々で違う部分を持ち合わせていること。

一致しない互いの常識をお互いが歩み寄れるところを見出すのが私の仕事でもあります。

 

その一致しない常識であっても早期に解決に至る方々の共通点

それは

お互いがお互いの言葉に耳を傾けてみる。
相手の気持ちに沿ってみようと思う気持ち。

ここに行き着くと調和が生まれる早期解決に至るという経験もありました。

 

ペットと一緒に賃貸物件を借りるということの大前提として特に調和を見出すことが大切だと思うのです。

近年は住宅紛争防止条例というものがあり、

賃借人様へ過度な復旧費用の請求をしてはならないという法も施行されておりますが

やはり飼主さんの飼い方次第で「ここでホントにペット飼っていたの?」という部屋もあります。

 

復旧費用の金額だけを聞いて

「ヤバくない!」

「ボラれてない?」

「少額訴訟した方がいいよ」

と現状を見もしないでアドバイスされる方もおられる

それも事実です。

相談する側も
相談されす側も

金額だけ聞いてそれは酷い!!とアドバイスするのではなく
どうしてこれだけ請求されるに至ったのか?

そこに赴いて相談を受け、アドバイスして頂けたならと願う今日このごろです。

更に付け加えると

賃貸物件でペットで暮らすとは
室内の利用方法は基より
不在時においても
飼育者としてのモラルが求められるのです。


今回はペットの例を以って投稿しましたがペットがいない場合も同じです。

ご自身の主張されるだけではなく。
改善を求められてことに対して

真摯に受け止めてみる

他の気持ちを想像する

これが1つの物件で長く住める秘訣であるといっても良いのかもしれません。