今日は少し真面目なお話。

興味のない人はスルーしてください。


15年も癌さんと

お付き合いしてると

私も色々ありました。


1度目のとき、

右胸8センチの小葉の癌


日本人には、

珍しいとのことで、


全摘されて研究に。


標準治療の抗癌剤も

勿論やって死にかけて、


ステージ4でも、

5年生存率15%の

中になんとか入り


その5年後、旦那様の為に

再建しようかな〜💕

とか思った矢先


またまたの再発凝視ガーン

左胸全摘…


流石にへこみました。無気力


ま、着物が綺麗に着れるように

なったのはよかったのですが(笑)


なにしろ85センチのEカップ。

片乳だとなかなか大変で泣


でもまさか、また5年後

再発するなんて…


それも、肺、胸壁…あちこちと。


日赤の女医に、貴女もっても

あと3年ね〜とか言われて


標準治療に見切りをつけて、


生活も、生き方も変えて

温熱療法とホルモンの薬だけで


翌年、癌が全て消えていました!


寛解ということが

ほんとにあるんだと

すごく嬉しかった。


でもね、癌の種は

身体に散らばっていて、眠って

チャンスを狙っていたわけで


5年間、

肺で大きくもならず

ジーッとしていた癌さん。


様子をみていたのだろうな…


仕事に遊びに

充実していた昨年末


いきなりの骨、肝臓の転移ネガティブ


肝臓にきたら早いと、

黄疸出たら早いと、

自分なりにわかっていたから


かなり無理して焦って

終活したけど、


2月には、食べられなくなって、

3月には、動けなくなって、


でも…なんとか持ちこたえた。


本来なら、今ここにいるのは

私は、奇跡と思ってる。


先日、3月の終わりに、

先生があと2、3日と言ったと


旦那様から聞いたとき

やっぱりね〜と思った。


でも、ホスピスに運ばれて

旦那様の献身と看護婦さん達の

あたたかい看護で、


食事がとれるようになり

歩けるようになり、


洗礼も受けられました。


そうして、今こうして、

静かにその時を待っています。



他の人のブログを読んでいて

もうあなたにはこれ以上

抗がん剤は出来ません


肝臓がもちません。と

言われて逝ったブロ友さん。


治療はもう出来ません


あとひと月後貴女は

この世にいません、と

言われたブロ友さん。


もうなにも治療は出来ません。

あとは緩和にと言われたら、


それはそれで幸せと思う…

なぜならまだ時間があるから。


だから、そのときは

ああ、やっと治療から解放

された!と喜んでほしい。


医者に見捨てられたとか、

これからどうしたらとか、


目の前を絶望で真っ暗にせず

けっして悩まずに、


家で訪問看護や、

緩和の外来を使いながらとか


緩和病棟に入院するとか


私のようにホスピス

という選択もある。


これからは全て、

自分で選べるのだから。



私は治療してないので

腫瘍熱は出るけど、

痛くも苦しくもなく、


今もこうしている。


たしかに肝臓は沈黙の臓器

私は、痛くはなかったけど、

痛みの具合は人それぞれ。


なんか、重〜い感じがしたり

おなか硬くなったり

だるくなったり

食欲が落ちたりしたら


気をつけてほしい。

黄疸出たり、尿の色にも

気をつけてほしい。


肝臓は、酒、油物、甘い物

が大好き。


そして、最後に

薬を消化解毒させる。


肝臓は働き者。


だから、肝臓に負担を

かけないであげてほしい。


少しでも長く美味しいものを

食べられるように。


暴飲暴食を控えて

油もの、甘い物も

少しだけ控えて。


皆さんのブログを見て

少々心配なときがある。


駄目だよそんなの食べちゃ…


余計なお世話と思わずに、

私の分もうんとうんと


長生きしてほしい。


私の心からの願い。

届くといいな。





全てではないだろうけど

身体の限界までは、


薬をうたれることを。


やめるのも、

続けるのも、


あなた次第ということを。