どんな時も泣かなくてごめんね。

本当の意味で小さくなっちまって、情けないよね。

だけども、己が器用だったことなんて思い返したら一度もないね、笑っちゃった。

俺、笑っちゃいました。


ほんのりと許さないで。

いつも俺の事を少し上から見て、どんなもんかとその辺の糸くずを遇うみたいに、嗚呼素敵だね、何も浮かんでこないお暇の時刻。

そこに刻んでくる他人は、どう考えても祈りたくなるほど、やっぱり有難いんだろう。


そうか何かがしっかりとできるとは、できているという証明とは、指し示すことなのか。

人が人を指導する、ということなのか。

ならば俺は、思い出せばほら、今にこのように真昼にからっきしになって、一生懸命に何かを伝えているだろう。