”風景Ⅱ”毎年夏はとある島で過ごしていました。僕の大好きなかけがえのない場所です。今となっては思い出せることも少い。夜の港で静かに釣りをしながら、満天の星空を見上げて流星を追いかけました。失いたくない、誰にも内緒にしておきたい、タイムカプセルに大切に埋めておきたい、遠くでぼやける僕だけがいる風景のこと。今はもう上手く伝えられません。