ヤギさんの小屋 | 小さな森のまんまる暮らし

小さな森のまんまる暮らし

山の麓の田舎暮らしの中で生命が調和するようなやさしいガーデンを作りたいと手探りの毎日。動物たちとの日常も綴っています。自然からの沢山の学びと気づきの備忘録です。






今日も古民家再生のお話。

ブログは、自分の記録のために
ひとつひとつを思い出として
細かく残していきたいと思っています。



この土地で、一番最初に片付けたのは

古くてほとんどが壊れた建物。


ヤギさんの小屋に使えないかな。

そう思って片付けを始めました。



朽ち果てたように見える建物は

納屋だったみたい。



竹が屋根を突き破って、屋根が壊れていますが

土台はしっかりとしていました。



中にあるゴミを引っ張り出したら



残るは篠竹だけ



篠を切ったら

大丈夫そうかな



修理したら使えるかも。

そう思って一旦は喜びましたが。絡んだ蔦なども

片付けてみると、屋根を支える大きな梁が

腐っていることがわかりました。

これではヤギさんが安全に住めないことが

わかったので諦めることに。

残念ですが、壊すことにしました。


使える屋根付きの建物はまだあって



こちらの蔵の前をヤギさんのお家に

することにしました。

人も住めそうなくらい立派な建物ですが

今はヤギさん用です。



柱をたよりに、柵を作って



囲うように柵を作っていきました。

今までの小屋より、広々としていて

鼓太郎も八重子も、快適に過ごせると思うと

嬉しくなってきました♪

廃材から作ったドアを付けたら完成です。



私たちが引越ししてきた後、すぐにヤギさんも

引越しできたことにホッとして。

ありがたくて、涙でちゃいました。

一番の心配ごとでしたから。



鼓太郎も八重子も

最初は環境が変わり寂しくて鳴いていましたが

最近は、慣れてくれたように感じます。

ただ屋根だけはあるという環境で

今までのような

暖かい小屋ではないから可哀想に思えて。


とことこの森で作った小屋を

どうにか運べないかと考えています。



一生懸命に作ったヤギ小屋も

杉皮屋根の鶏小屋も、私にとっては

宝物でしたから。

鶏小屋とヤギ小屋を運べたら…🐐🐓



鼓太郎も八重子も

喜ぶと思って。



鶏小屋は、小さめだから

方法はありそうだけど



ヤギ小屋はさすがに

難しいかな。



物置き小屋は

新しく作ろうと思います。



この場所にいることが

生き甲斐で。この景色が大好きで。


大好きだった場所を違う形でも

もう一度再現できるようにと

頑張ってみたいです。



とことこの森の木々は

いつもお世話になっている

『植木屋やっちゃん』が

運んでくれることになっていて

今日は、木を掘り上げる下準備の日でした。

一日では終わるわけがなく

あと何日かはかかりそうな大変な作業。

木が大きいから、機械で吊りながらの移動です。



午後から⛄️雪予報の中の作業でした。


寒い中の重労働でも、ニコニコのやっちゃん。

お手伝いくださった方もニコニコでしたが

身体は、かなりきつかったと思います。


お手伝いに来てくださった

お二人の男性は

なんとびっくり、やっちゃんのお客さまでした。

お客さまがお手伝いって…信じられないでしょう(笑


とことこの森のお引越しの様子は

終わって落ち着いてから

またの機会に。





 毎日、一歩ずつ

前進しています٩(//̀Д/́/)۶






おしまい