雑草堆肥を作ろう! | 小さな森のまんまる暮らし

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田舎の小さな森の中に、生命が調和するようなやさしいガーデンを作りたいと手探りの毎日。動物たちとの日常も綴っています。自然からの沢山の学びと気づきの備忘録です。








ミツバチと暮らすようになってから
ガーデニングにも、畑づくりにも
薬品を使わないようになって
植物とも、より自然な関係で
暮らすことになりました。

昆虫や、土壌の微生物と仲良くなって
殺虫剤や、殺菌剤、除草剤なども
使わなくなりました。

最近までは、良い自然な肥料があればいいな
と思っていましたが、今は肥料も使わずに


肥料の代わりに、雑草を材料とした
雑草堆肥を作って
土に混ぜたり、根元に置いたりしています。


野菜だけでなく、バラや草花も
雑草堆肥を使ってみましたが

土がふかふかになって、野菜にも
草花にも、いいみたい。


庭から出る大量の雑草。
とことこの森からは、トラックの荷台、
何台分…という量の雑草がでるので
全ての雑草を堆肥にはできないけれど
利用できるのは、ちょっと嬉しいです。


とことこの森の雑草堆肥の材料は
雑草と、米ぬか、お水。かぶせておく土。
の4点です。



作り方は、簡単です。穴を掘ったところに
雑草を山積みにしていき、足で踏んで
なるべく圧縮します。

米ぬか、お水をかけたところに
土を被せておいて

月に一度くらい、気が向いた時に、スコップで
混ぜて空気をいれます。


雑草→米ぬか→雑草→米ぬか
と重ねていくだけ。

少しすると発酵がはじまります。
三日もすると、こんな感じに↓



雑草を重ねる時、米ぬかがない時もありましたが
なくても発酵や分解は、できるようです。

あとは、時間が経つのを待てば
土壌の微生物が、雑草を分解して
土へと還してくれます。


出来上がった堆肥の匂いは、土の良い匂いがします。
出来上がってない時は、まだカビ臭いので
その場合は、分解不足なので、再度寝かせます。



ふわふわの雑草堆肥。
繊維のような物が残る部分もありますが
半年くらいするとふかふかの土のような
部分が出来てきたので、大きなふるいにかけた後
そのまま熟成させていました。

土壌の細菌達が、分解と発酵を繰り返す事で
栄養バランスに優れた堆肥になるそうです。

大量に出る雑草を堆肥に変身させることが
出来ると知ってからは、大変だと思っていた
雑草集めが楽しくなりました。

まだ計画だけですが
シマミミズさんを投入するミミズコンポストも
作ってみたいと思っています。

雑草堆肥を土に混ぜることで、花やお野菜も
しっかりと育つようになったと思います。
雑草堆肥。とっても良いと思う。





今年は、強風でもないのに
柿の実がやたらと落ちて
 どうしちゃったのでしょう。 




この実も集めて、土に還さないと。



これからの季節は、来年の準備に入ります。
夏野菜の畑も、早めにリセットして
雑草堆肥で、土づくりをして
イチゴ畑に変える予定です。

家族に大好評だったニンニク畑も^^




気温も下がってきて
わー❤︎ うれしい忙しさです。




雑草堆肥、とっても
おすすめです^^









おしまい