「赤色赤光白色白光」





「地中蓮華 大如車輪 青色青光 
 黄色黄光 赤色赤光 白色白光 微妙香潔」




(訳)

池の中には車輪のように大きな蓮の花があり青い花は青い光を


黄色い花は黄色い光を


赤い花は赤い光を


白い花は白い光を放ち


いずれも美しく


その香りは気高く清らかである






こちらは「仏説阿弥陀経」の一説です





蓮の花は清らかな水では育たず

泥の田で育ちます





泥の田というのは


この世で云う
「苦しみ」や「煩悩」を表しています



蓮の花は

その泥が
汚いからといって逃げ出したりはしません


その「苦しみ」や「煩悩」を養分として育ち


「煩悩」の汚れの無い「美しい花」を咲かせます


これは命が終わった後の話では無く


今生きている現実から逃げる事なく


ここを自分が育つ為の場所と捉えて


生き抜く為の教えだろうと存じます









皆様も



「蓮」の花をご覧になられた際は



この「仏説阿弥陀経」の一説を



どうぞ思い出され




今の御自分のお悩みがどうなのか




考えて下さるお導きになられる事




お祈り申し上げます









万緑の候


皆様どうぞ
お健やかにお過ごし下さいませ








May today be filled with sunshine and smiles, laughter and love.




天音