以前に
鑑定されたお客様で
霊視鑑定の御依頼が
「主人の事」とあり
御依頼文字数一杯に
ご主人の事を書かれていて
私は大体
御依頼のお客様からの
メッセージを頂いた時から
メッセージを読む前から
そのメッセージの方の「氣」が
伝わって来る事が多いのですが
その方の場合
メッセージからも
御相談内容からも
全然
「ご主人」が感じられず
通常は
各担当スタッフが対応しているので
私が直接のお客様への
御連絡というのは
あまり無いのですが
その時は
鑑定に入る前に
このメッセージのお客様に
直接
お聞きした方が良いと思い
「御依頼内容はご主人様で御間違いないですか」と
メッセージで
お尋ねしました
直ぐに御返信が来て
初めは
まだ鑑定も始まっていないのにと
私本人からのメッセージで
大変驚かれ
「天音先生の視えた事で大丈夫です」と
お返事を下さったので
「ではそのまま鑑定日に鑑定致します」とし
鑑定日に霊視をすると
視えるのは
やはり
その方の家には
その方お一人でお住まいで
「ご主人」らしき方はいらっしゃらず
ですが
その方の毎日は
まるで
「ご主人様」がいらっしゃるように
食材を買いにスーパーへ
行かれる際も
「あの人の好きな蟹の季節ね」
「あの人お昼ちゃんと食べたかしら」
「山芋の和物好きよね」
等々
ご主人の事を想い
ご飯の支度の際も
料理を作る時も
ご主人の事を考え
ご主人の好きな物の
品数を沢山作り
でも
テーブルに乗せた
取り皿は何枚か有りますが
お箸は一膳で
その
御依頼の方の分だけで
「いただきます」と
手を合わせる時も
やはり
お一人でいらして
どうしても
「ご主人様」が視えず
更に深く霊視により
その方の
過去を振り返り
視えた時
過去には
「ご主人様」がいらして
年号を視ると
その時から四年前で
「四年前にはご主人様はいらしたのか」と
思い
その方の守護霊様に
お聞きし
大体の事が分かり
霊視鑑定内容の結果に
なったのですが
その方は
四年前に旦那さんが
浮気をし
突然
奥様であるその御依頼のお客様に
離婚を突きつけられ
当時
奥様は四十代後半で
二年位の離婚裁判で
奥様が五十歳になられた頃
離婚が成立したのが
現実だそうです
ですが
離婚が成立してからも
旦那様の事を
好きで好きで
たまらなかった奥様は
旦那様との
「離婚」を
現実を受け入れられず
旦那さんが家を出て行き
現実に離婚が成立してからも
旦那さんがいなくなって
四年もの間
奥様は
ずっと変わらず
何か買う時も
例えば
リビングのラグマットや
カーテンを買い替える際も
「あの人だったら」と
ご主人を想い
マグカップやお皿等を
見に行き購入する際も
自分の分とご主人の分を選び
いつも
その方の中には
ご主人様がいらして
四年もの間
「ご主人がいつ帰って来ても良いように」
そう当たり前のように
離婚して出て行った旦那さんの事を
想って生きて来ていたそうです
でも
その方の
御先祖様や
その御依頼のお客様に
お付きになられている
守護霊様が
仰っていたのですが
「このままではもうダメだ」と
霊能者の私なら何とかするだろうと
私に
「目を向けさせた」との事でした
鑑定が終わり
これからのその方の未来を
私の視えている事を
お話しました
その方は
二年後に
新しいお出逢いがあり
それが霊視により視えた為
「その為に
過去の事を全て綺麗に忘れて下さい」
「でないと
折角の御縁が遠のきます」と
お伝えし
それまでに
やって頂く事と共に
霊視により視えた事等を
お伝えしました
それから
数ヶ月して
その方から
メッセージを頂き
「天音先生の視えたという通りに現実がなり
驚いています」
「あんなに主人の事好きだったと思い
四年も過ごしていたのに今は全然思い出しもしません」
と書いてありました
以前の
その頃の
その方は
突然の「離婚」を突きつけられ
どうして良いのか分からず
「離婚」された後も
「現実」を受け入れられないくらいの
ショックを受けられ
あの生活に縋って生きるしか
もう何も考えられなかったのでしょう
元奥様のその方が
四年もの間
そんな風になる程
元奥様を追い詰めたと言うか
元旦那さんの不誠意を
私は
霊視により視えていた為
尚更
許せない思いがあり
何とか
「御自分を取り戻して下さらないか」と
鑑定後も
その方の
「氣」が入る度に
とても気になっていました
それからも季節毎等に
近況等をメッセージを頂いたり
お元気になられているなと
メッセージからの「氣」を読み
安心していました
月日が流れ
先日
その方からメッセージを頂き
初めの鑑定から
丁度二年後くらいに
その方は
良い方と出逢われ
「天音先生の視えていた通りで驚きました」
「今は幸せです」と
お付き合いをされ
今は
御相手の方と一緒に住んで
毎日を
のんびり温かく
過ごしていらっしゃるそうです
その時
仰っていたのが（メッセージですが）
前の主人の物は全部捨てて
以前の
家具も全部捨てて
300万円位かけて
家具も電化製品や食器等に至るまで
全部捨てて買い替えて
新しいお出逢いのあった方と
一緒にいらっしゃるとの事でした
私も
前の御縁の品々は処分するか
目につかないように
使わない方が良いと思っていた為
良かったです
やはり
前の「氣」等が
本人がいなくても残るので
お別れしたりしたら
処分するのが一番です
その方のメッセージの最後に
「私は四年も幻と生きていました」
「でも天音先生に救い出して頂いた」と
ご丁寧に御礼が記されており
「幻の人」
四年も御辛かっただろうと
その分
お幸せになられて欲しいと
心より想い願う出来事でした
〜菜根譚〜
「伏すこと久しきは飛ぶこと必ず高し」
（伏久者飛必高）
（意味）
長い間うずくまって力を蓄えている事は
一旦飛び立てば必ず上手く舞い上がる事が
出来るの意
長かった冬
雪に耐えて過ごした日々も
春になれば
その力を発揮し大きな希望と共に
活躍出来るのである
I think that if you live long enough, you realize that so much of what happens in life is out of your control — but how you respond to it is in your control.
天音
