「骨董市」で手に入れた不思議なモノのお話です。
古のモノには神様が宿っているなんて
お話を聞いたことがあるのですが
先日それを実感するようなことがありました。
そもそも紅葉狩りに行こうと思立ち
いそいそと支度をして出かける。
そんな普段とさほど変わらないスタートをして
目的地に向かっていると
『骨董市』の旗が目に入りました。
時間的にはまだ早かったのですが
どうしても立ち寄ってみたいという気持ちに押されて
歩いていくと・・・
何とそこには
以前から欲しかった“あるモノ”が
いらっしゃるではありませんか。
お~~~~!!
これ欲しかったんだよね!!!
ちょっと興奮気味で
手に取って見てみました。
う~~ん
欲しい!!
気持ちは変わりません。
連れはというと・・・
目的そっちのけで
夢中になっている私を置いて
どこかに行っていました。
お店の女性に値段を尋ねようと
声をかけると
「さっきバスから降りてきた時に
気になっていたのよ~~☆」
と、なぜか私のことが気になっていたようでした。
確かに・・・
古都には似つかわしくないような
派手ないでたち派手な髪型
そして派手めな顔
周りの人達からは
見た目浮きまくっていたのでしょう。
「そういう恰好好きよ~
ドンドン突き抜けていってね!」
という嬉しいお言葉もいただき
私の選んだ品物を見て
「他にもあるから見てから選んでもいいのよ」
と優しく言ってくださいました。
色々と手に取って試して選んだのは
最初に目を付けたものだったので
その品物を包んでいただき
ずっと抱えて紅葉狩りを楽しむことが出来たのですが・・・
その後
不思議なことが起こり始めます。
~~~ つづく ~~~~