よく、“こんな風に思っている自分がいる”
なんていう方は、沢山いらっしゃるかな?
インナーチャイルドセラピーには、ありがちな天気の「ジャック」(横浜3塔物語です)でセッションでした。
朝から強くなったり弱くなったりしながら雨が降っていたので、
今日は・・・きっと深いセッションになるな~
と、漠然と考えながら会場に向かいました。
落ち着いた感じでお話されているクライアントさん(以降Kさん)は、元々知っている方でした。
いつもと同じように、解り易くお話をしてくださいます。
でも・・・肝心な子どもの頃(小学校に上がる前の頃)の記憶の中で、感情の部分が出てこないんです。
まるで、分厚くて重~~~いドアの中に閉じ込めてしまっている・・・そんな感じがしました。
暫く様子を伺いましたが、幼少の頃のKちゃんは、とにかくびっくりしているだけで、言葉や感情が出てきません。
どうしても出てこないので、とりあえず他の方法を使って、暫くお話を聞いて行く事に・・・
すると・・・出てきました。
怒りの感情です。
とっても複雑な幼少期を過ごされたので、感情というものを押さえつける事が当たり前の事になっていたんですね。
過去世にも遡り、更に色々とお話を伺っていると
「自己犠牲」という言葉が出てきました。
そしてその“自己犠牲”を、今生でも続けている んですね。
幼いころの自分にも、「自己犠牲」を強いていたんです。
それは今も続いていて、そのことが自分を苦しい状況にしているという事に辿り着きました。
自分さえ我慢すれば・・・
Kさんは、元々感の強い方なので、ご自分でも自覚されています。
だから、今までも知らず知らずに、「自己犠牲」から自分を解放しようとしていたんです。
ただ、ココは無意識にやっていたこと。
なかなか確信は持てていなかったようです。
そして少し整理をして、改めて子どもの頃のKちゃんに会いに行くと、今度はお話が出来るようになりました。
最後には安心していられる「居場所」をみつけたようです。
Kちゃんには、この後暫くの間癒しが必要かもしれません。
こんな風に、時間をかけてあげてやっと出てきてくれるインナーチャイルドちゃんもいらっしゃいます。
インナーチャイルドも十人十色。
それぞれの方の、性格やペースに合わせての癒し方を一緒に考えています。
もちろん!癒すのは誰でもない、自分自身です。
ご縁のある方に繋がりますように
お問い合わせ http://tsukitoamane.com/contact/
セッションのご予約 http://tsukitoamane.com/contact/form-reserve/